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CDアルバム

花影の小径 ~ 堤聡子 (ピアノ) × 才村昌子 (銅版画) の世界 (HANAKAGE NO KOMICHI ~ Promenade dans l'ombre des fleurs / Satoko Tsutsumi - Piano | Masako Saimura - Etchings)

2015/05/14 発売

WAONCD-280

在庫

¥3,069 (税抜価格 ¥2,790)

花と女性にまつわる音楽
そして日本古来の伝承音楽に喚起された新作
ピアノと銅版画が織りなす世界


[商品番号 : WAONCD-280] [日本語解説書付] [Waon Records]

花影の小径 ~ 堤聡子 (ピアノ) × 才村昌子 (銅版画) の世界 [企画監修 : 平野一郎]

[収録内容]
1~9. ロベルト・シューマン : 森の情景 (1849) [1. 森の入口 / 2. 待ち伏せする狩人 / 3. 孤独な花 / 4. 呪われた場処 / 5. 心地のよい風景 / 6. 旅籠屋 / 7. 予言の鳥 / 8. 狩の歌 / 9. 別れ]
10. フレデリック・ショパン : バラード第2番 (1839)
11. モーリス・ラヴェル : 悲しみの鳥 (1905)
12. 二つの海景 : ♀.祈りの浜 (2004)
13. 二つの海景 : ♂.怒れる海民の夜 (2007~2011)
14. クララ・シューマン : ロマンス (1836)
15. フレデリック・ショパン : バラード第3番 (1841)
16. エルネスト・ショーソン [平野一郎編] : リラの花咲く頃 (1886)

堤聡子 (ピアノ)

録音 : 2013年7月17~19日 / 石川県津幡町文化会館シグナスホール / 2.8224MHz DSD DC-mic


「花と女性をモチーフとする才村昌子さんの銅版画のコンセプトに響き合いつつ、それ自体もまた香りや気配に満ちた密やかな世界」(堤聡子)を持つ作品が並んだディスク。ロマン主義全盛期を生きたショパン、シューマン、そしてクララ・シューマンから、ラヴェル、ショーソン、そして日本の作曲家、平野一郎の作品が収録されています。

ピアニストの堤は、京都市立芸術大学音楽学部卒業後、ソロ・室内楽での活動の他、作曲家とのコラボレーションをはじめ、新作の初演等にも継続的に取り組んでいます。

銅版画の才村昌子は、書籍の装画、新聞連載、CDジャケット、美術館展覧会リーフレットなど、幅広い芸術表現分野において視覚表現を手がけています。このディスクでも、ジャケットだけでなく、ブックレットの中に挿入された彼女の版画から、ピアノの調べと相俟った物語を見ることができます。

作曲の平野一郎は、京都府出身。現実と幻想、現代と太古を融け合わせ、忘れられた伝説や異界の音風景を今に蘇らせつつ、多彩な音楽世界を拓いています。ここに収録されている「二つの海景」は、佛教行事、神道祭式にゆかりのある、信仰と伝承音楽に喚起された作品です。