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CDアルバム

Steve Kuhn / At This Time… [輸入盤]

2016/01/30 発売

SSC-1436

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¥2,475 (税抜価格 ¥2,250)

2016 年初頭を飾るスティーヴ・キューン・トリオ新録作!
ECMリリースの『Wisteria』と同メンバーでの4 年振りの録音
ECM作と対をなす,スタンダードに新鮮な息吹を吹き込んだ注目作

[商品番号 SSC-1436] [CD] [輸入盤] [SUNNYSIDE]

[収録作品]

1.MY SHINING HOUR(Harold Arlen, Johnny Mercer-Harwin) 6:33
2 AH MOORE (Al Cohn)9:19
3 THE PAWNBROKER(Quincy Jones) 6:10
4 ALL THE REST IS THE SAME (Steve Kuhn) 7:33
5 THE FEELING WITHIN(Steve Kuhn) 5:49
6 CAROUSEL(Leonard Bernstein) 5:51
7 LONELY TOWN(Leonard Bernstein) 5:47
8 THIS IS NEW(Kurt Weil) 5:45
9 I WAITED FOR YOU(Gil Fuller) 6:02

メンバー:STEVE KUHN: piano STEVE SWALLOW: electric bass JOEY BARON: drums

★ 2016 年初頭を飾るスティーヴ・キューン・トリオの新作がSunnysideから登場です。

★ベースはスティーヴ・スワロウ、ドラムはジョーイ・バロン、つまり、2011 年9 月に録音され、2012 年にリリースされた『Wisteria』と同メンバー。本作は、約4 年振りのレコーディングになりました。

★移り変わりの早い昨今の流れからみれば、4年という時間は長い時間になるかもしれませんが、この3人にとっては、ちょっとした時間といえましょう。なぜなら、キューンとスワローは半世紀!の共演歴( スワロウが最後にアコースティック・ベースを演奏した作品もキューンの69 年作品『Child is born』とのことで歴史を感じます。)、ジョーイ・バロンとの共演歴も20年となるのです。

★そんな3 人は、3 夜にわたってNY のバードランドで、熱意あるオーディエンスの前で演奏。その流れで、スタジオ入りして、この作品を録音したとのことです。だからでしょう。この作品には、ライブの勢いを持ち込んだ自然さが音に出ています。
ECM 作品とはいい意味で対をなし、一言で表現すれば、ジャズの本流的な風合い。スタンダードを中心にした演奏には、匠のメンバーによる、心地よいビート感覚と、メロディが自然に流れ出し、アートな傾向を感じさせるECM 作品と鮮やかなコントラストを見せます。録音も、なんと、3 時間〜3 時間半ですべてをとり終えたのだとか。その順調ぶりにはプロデューサーもエンジニアもびっくりしたとのことです。

★もちろん、本流を行きつつ、この3 人ならではのサウンドが満載なのは、いうまでもありません。若き日に共演したコルトレーンの演奏(Atrantic 作品) への敬意を込め、かつ可憐なフレージングを紡ぎだすオープニングを始め、クインシー・ジョーンズの映画音楽を、トリオ・フォーマットで優雅に描き出すセンスも秀逸。またキューン自身のおなじみのコンポジションでシーラ・ジョーダンのヴォーカルをフィーチャーした演奏でも知られるM4 はルバートのイントロののち、意外にも軽快なアップ・テンポで演奏。バラードとしての美しさはそのままに、サンバのリズムに乗せた演奏もとても新鮮に響きます。

★ 77 歳を迎えたキューン、75 歳を目前としていたスワロー。ジャズの黄金時代を歩き、自らジャズの歴史を創ってきた2 人と、60 歳を迎え、スウィングからフリー的なものまで自在なリズムを創れる才能をもつジョーイ・バロンによって奏でられる極上のピアノ・トリオ!リリシズムが極まるラストのバラードまで全9 曲。さすがです!