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CDアルバム

Prokofiev : Symphonies No.5 / Mariss Jansons, Royal Concertgebouw Orchestra [SACD Hybrid] [輸入盤]

2016/05/10 発売

RCO-16002

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¥2,860 (税抜価格 ¥2,600)

ロイヤル・コンセルトヘボウ超絶の名人芸に舌を巻くヤンソンスのプロコフィエフ

[商品番号 RCO-16002] [SACD Hybrid] [マルチ・チャンネル5.0, 2.0] [輸入盤] [RCO]

[収録作品]

プロコフィエフ:交響曲第5 番変ロ長調Op.100

マリス・ヤンソンス(指揮) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[2014 年9 月17-19、21 日/アムステルダム・コンセルトヘボウ(ライヴ)]

★ヤンソンスは1987 年10 月にレニングラード・フィルと当交響曲をライヴ録音していますが、17 年を経て再挑戦。前回はムラヴィンスキー在任中のレニングラード・フィルだったこともあり、アンサンブルは驚異的なもののヤンソンスらしさはあまり感じられませんでした。今回は手兵ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団で、巧さは互角なうえヤンソンスの円熟ぶりもあいまって魔術的な演奏が実現しました。

★プロコフィエフの交響曲第5 番は、第2 次世界大戦末に作曲され、1945 年1 月13 日の戦勝祝賀コンサートで初演されました。プロコフィエフにとり、創作面でも評価の面でも最後の輝きを示した作品で、この後彼は健康面での問題に加え、1948 年のジダーノフ批判で糾弾されたことが作品に影を帯びるようになります。

★ヤンソンスの解釈は巨大で、極めて豪華。しかしスケルツォ楽章やフィナーレで示す奇妙な屈折感が、プロコフィエフの複雑な性格を表しているようで目から鱗が落ちます。

★この録音は2015 年に発売された13 枚組BOX (RCO 15002) に含まれていましたが、今回はSACD ハイブリッド盤となり単独でリリース。大音響の迫力もさることながら、プロコフィエフ独特の明快なオーケストラ・サウンドがすみずみまで鳴りきり、たっぷり味わえます。