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CDアルバム

Bruckner : Symphony No. 4(with Volksfest-Finale[Version 1878]Edition William Carragan) / Gerd Schaller, Philharmonie Festiva (2013 LIVE) [輸入盤]

2014/03/12 発売

PH-13049

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¥2,783 (税抜価格 ¥2,530)

話題必至のシリーズ最新盤
シャラー指揮フィルハーモニー・フェスティヴァ
ブルックナーの交響曲第4 番
キャラガン校訂1878年版“ 村の祭り”フィナーレつき

[商品番号 PH-13049] [CD] [輸入盤] [PROFIL]

[収録作品]

ブルックナー:交響曲第4 番変ホ長調「ロマンティック」
        ( 1878年版“村の祭り”フィナーレつき/キャラガン校訂)

フィルハーモニー・フェスティヴァ
ゲルト・シャラー(指揮)
録音:2013年1月/レゲンテンバウ・バート・キッシンゲン、バイエルン放送―シュトゥーディオ・フランケン(ライヴ)

★シャラー指揮フィルハーモニー・フェスティヴァによるブルックナーの交響曲シリーズは、アメリカの音楽学者でブルックナー研究の第一人者ウィリアム・キャラガン校訂譜に拠るすぐれた演奏内容で注目を集めており、第1 番、第2 番、第3 番、第4番、第7 番、第8 番、第9 番がリリース済み。
 2013 年にあらたにライヴ収録された第4 番は、2007 年収録の「1878 / 80 年稿、ノーヴァク版」がすでにあるため、シリーズ初の“ナンバー重複”となりますが、ここでは「村の祭り」と名付けられた、“まぼろし” のフィナーレを採用している点が新機軸。
 ブルックナー自身が「Volksfest(村の祭り、あるいは民衆の祭りとも)」と呼んだフィナーレは、第1 稿の改訂作業中の1878 年8 月1 日から9 月30 日までのあいだに作曲されたもので、通常、ブルックナーの第4 番とされる形態、すなわち、1878 年に書かれた第1、2、3 楽章の第2 稿が活かされ、1879 年から1880 年にかけて書き上げられた第4 楽章の第3 稿とを合わせたことにより、取り外されました。
 このフィナーレは、ハースによって1936 年に旧全集の付録として出版され、わずかなミス・プリントを訂正した形で1980 年にノーヴァク版が再出版されていますが、演奏されることはまれ。ところどころで現行版と共通する音型があらわれるものの、全体ではずいぶんと趣きの異なる味わいで、楽章全体の長さが短い替わりに、そのぶんキャッチでユニークな内容ともなっています。
 録音もこれまでにティントナー盤やロジェストヴェンスキー盤などがあったのみという状況でしたので、ノーヴァク版を念頭にキャラガンが校訂した最新録音によるすぐれた演奏の登場は、広く歓迎されるところです。

=シャラーによるブルックナー「ロマンティック」トラックタイム比較=

[2013年録音「1878年・“村の祭り”フィナーレつき・キャラガン校訂版」] @ . 19:10 +A . 14:30+B . 10:48+C . 15:42= TT. 60:11

[2007年録音「1878/80年・ノーヴァク版」]               @ . 17:41+A . 14:08+B . 11:02+C . 20:13= TT. 65:43