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CDアルバム

Rachmaninov : Symphony No. 3, Balakirev:Russia /Valery Gergiev, London Symphony Orchestra (2014 LIVE) [SACD Hybrid] [輸入盤]

2015/09/20 発売

LSO-0779

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¥2,695 (税抜価格 ¥2,450)

超優秀録音
この顔合わせで聴きたかった。
ゲルギエフ&ロンドン響による
ラフマニノフの交響曲第3 番

[商品番号 LSO-0779] [SACD Hybrid] [輸入盤] [LSO LIVE]

[DSD5.1 マルチチャンネル ステレオ]

[収録作品]

ラフマニノフ:交響曲第3 番イ短調op. 44
バラキレフ:交響詩「ロシア」

ワレリー・ゲルギエフ(指揮) ロンドン交響楽団
録音:2014年11月11 & 13日/ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニアリング、エディティング、ミキシング&マスタリング:Classic Sound Ltd

=交響曲第3番のトラック・タイム=
 @.17’45+A11’52+B13’47= TT.43’24

★ SACD ハイブリッド盤。首席指揮者ゲルギエフによるLSO Live の最新アルバムはラフマニノフの交響曲第3 番。2008 年9 月ライヴの「第2 交響曲」と2009 年5 月ライヴの「交響的舞曲」とによって、この作曲家への恐るべき適性を示したゲルギエフが、ロンドン響との顔合わせでまたしても金字塔を打ち立てました。
ラフマニノフがロシアを遠く離れ、およそ20 年近くを経た1935 年から36 年にかけて亡命先のルツェルンで書き上げた交響曲第3 番は、切々と迫る抒情と熱くたぎる激情にあふれ、抑えることのできない祖国への思いが色濃く投影された作品。
当コンビによる前2 作の並外れた出来栄えを知れば、ここでも期待は高まるところですが、たっぷりと重厚な響きを引き出した第1 楽章開始からまもなく、どこか懐かしくもあるメロディが現れると、早くもこれは大当たりの予感、第2 楽章に入ると確信へと変わります。ハープに乗せて朗々と歌い出すホルンにつづいて、独奏ヴァイオリンに導かれる甘美でせつない弦楽の調べが押し寄せるアダージョ・マ・ノン・トロッポ。まさに交響曲第2 番第3 楽章の再現ともいうべき美に浸れます。さらに、ラフマニノフのトレードマークともいえるグレゴリオ聖歌「怒りの日」が効果的に使われ、交響的舞曲との相関も指摘されるフィナーレもやはりゲルギエフのうまさが全面に出た場面といえるでしょう。
カップリングはバラキレフの交響詩「ロシア」。自作の「ロシアの主題による序曲第2 番」をバラキレフが改訂したもので、ヴォルガ河流域を調査して収集した3 つの民謡(ゆったりした婚礼の歌とふたつの輪舞)をもとに、作中では素材として自在に扱われています。民俗色ゆたかな親しみやすい内容で、こちらも雰囲気満点の演奏が楽しめます。
なお、ゲルギエフ指揮ロンドン響の演奏によるラフマニノフの交響曲シリーズは2016 年春に完結予定とのことです。