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ベートーヴェン : ピアノ協奏曲第1-5番 / マルガリータ・ヘーエンリーダー (Beethoven : Piano Concertos 1-5 / Margarita H?henrieder) [3DVD] [Import][日本語帯・解説付き]

2022/02/18 発売

KKC-9706

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¥7,000 (税抜価格 ¥6,364)

レオン・フライシャーに捧ぐ
弟子マルガリータ・ヘーエンリーダーによる
ベートーヴェン5つのピアノ協奏曲

[商品番号 : KKC-9706/8] [原盤品番 : ACC-70551DVD] [3DVD] [Import] [日本語帯・解説付き] [ACCENTUS MUSIC / KING INTERNATIONAL]

ベートーヴェン : ピアノ協奏曲第1番〜第5番

●ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
シュターツカペレ・ドレスデン、ファビオ・ルイージ (指揮) 
収録 : 2008年、ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク
●ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
アマデ室内フィルハーモニー、レオン・フライシャー (指揮) 
収録 : 2014年9月9日、エッセン、ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群
●ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団、レオン・フライシャー (指揮) 
収録 : 2015年10月14日、バート・キッシンゲン、マックス・リットマン・ザール
●ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
バンベルク交響楽団、マルティン・ハーゼルベック (指揮) 
収録 : 2018年、コンツェルトハレ、バンベルク
●ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」
バイエルン国立管弦楽団、ブルーノ・ヴァイル (指揮) 
収録 : 2020年プリンツレーゲンテン劇場、ミュンヘン

マルガリータ・ヘーエンリーダー (ピアノ) 

★ベートーヴェンは5曲のコンチェルトを遺していますが、どれも異なる性格をもった魅力的な作品であり、ピアニストにとっても実力を試される大事な楽曲です。このDVDは、ドイツの名ピアニスト、マルガリータ・ヘーエンリーダーがベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を、それぞれ異なる指揮者とオーケストラと共演したコンサート映像です。
★音楽史上ベートーヴェンはもちろん重要な作曲家でありますが、ヘーエンリーダーにとっても特に重要な作曲家であると言えます。彼女の師レオン・フライシャーは、アルトゥル・シュナーベルのもとで研鑽を積んでいます。そのシュナーベルは、チェルニーの弟子でもあるテオドル・レシェティツキに学んでいるというベートーヴェンへとつながる系譜があります。
★マルガリータ・ヘーエンリーダーは、5歳の時アンナ・シュタードゥラー女史に最初のレッスンを受け、その後ルートヴィヒ・ホフマン氏、レオン・フライシャー氏らのもと研鑽を積んでいます。1981年ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝を果たし、世界の著名な指揮者らと共演を続け、現在はミュンヘン音楽大学で教鞭をとっています。
★ライヴ映像のほかに、ボーナス映像にはヘーエンリーダーのポートレートを収録。彼女の示唆に富んだベートーヴェンの音楽に対する言葉を聞くことができます。
★ピアノ協奏曲第1番は、2008年ミュンヘンで行われたファビオ・ルイージ指揮シュターツカペレ・ドレスデンとのライヴ映像。オケの音の美しさ、流麗なフレージング、ルイージの集中力、そして彼女の情熱とアイディアに満ちた見通しの良い演奏を聴かせてくれます。
★ピアノ協奏曲第2,3番は、師フライシャー指揮による演奏。第2番の協奏曲は、ベートーヴェン最初に取り組んだピアノ協奏曲。第1番よりも先に作曲されましたが出版順が逆になったため第2番とされています。古典的な形式をとり、軽快なオーケストラと爽やかなピアノが印象的で、ピアノの繊細で優しい音色を存分に引き出した曲。そして第3番は5曲の協奏曲の中で唯一短調の作品。前の2作品とはとはやや間隔が空き、交響曲第3番『英雄』と同時期に作曲され、ベートーヴェンならではのシンフォニックでスケールの大きいオケ部分と、きめ細かい豊かなニュアンスのピアノ・パートという充実した作品。フライシャーは、この第3番の協奏曲を「第3番の協奏曲は私にとって、とても大切な作品です。ベートーヴェンはこの作品で新たな道を切り開きました。とても敬虔な作品です。」と評しています。収録されたのは、第2番はかつて重工業地帯としてドイツの産業を牽引したルール地方にあるツォルフェアアイン炭鉱業遺産群の建物内、そして第3番はドイツの保養都市バート・キッシンゲンにある建築家マックス・リットマンによって設計されたホールで演奏され、趣のある映像とともに楽しむことができます。
★ピアノ協奏曲第4番は、交響曲の全曲録音にも取り組み、新時代のベートーヴェン解釈を開拓している指揮者マルティン・ハーゼルベックとバンベルク交響楽団との演奏。ピアノ・ソロで始まる第1楽章の冒頭は当時としては革新的であり、ヘーエンリーダーは、当時の聴衆が求める前衛的な雰囲気をベートーヴェン自身が反映したものと捉えています。
★そして2020年収録のピアノ協奏曲第5番「皇帝」。ブルーノ・ヴァイル指揮バイエルン国立管弦楽団での演奏。ヘーエンリーダーは、2020年8月2日に死去した師フライシャーへこの演奏を捧げたといいます。