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2018/11/20 発売
KKC-9349
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¥6,621 (税抜価格 ¥6,019)
2016年ヴェルディ・フェスティヴァル≪ジョヴァンナ・ダルコ≫ 鬼才グリーナウェイが手掛けた 歴史あるファルネーゼ劇場に映し出される最新演出 [商品番号 : KKC-9349] [原盤番号 : 74-5704] [版型 : Blu-ray] [画面 : 16:9 | HD] [音声 : PCMステレオ | DTS-HD5.0] [原語 : イタリア語] [字幕 : 英独仏韓日] [収録時間 : 127分] [Import] [日本語帯・解説付] [C Major / King International] [収録内容] ヴェルディ : 歌劇≪ジョヴァンナ・ダルコ≫ ヴィットリア・イェオ (ジョヴァンナ / ソプラノ) ルチアーノ・ガンチ (カルロ7世 / テノール) ヴィットリオ・ヴィテッリ (ジャコモ / バリトン) ガブリエーレ・マンジョーネ (デリル / テノール) ルチアーノ・レオーニ (タルボット / バス) リンダ・ヴィニュデッリ (無垢のジョヴァンナ / 黙役) ラーラ・グイデッティ (戦士のジョヴァンナ / 黙役) ラモン・テバール (指揮) イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニ パルマ王立劇場合唱団 (合唱指揮 : マルティノ・ファッジャーニ) 演出 : ピーター・グリーナウェイ、サスキア・ボッデケ 装置 : アンネッテ・モスク 衣裳 : コルネリア・ドールネカンプ 照明 : フロリアン・ガンゼフォルト 振付 : ラーラ・グイデッティ 映像デザイナー : ピーター・ヴィルムズ 収録 : 2016年10月 / ファルネーゼ劇場、ピロッタ宮殿、パルマ、ライヴ 映像監督 : サスキア・ボッデケ ★ 2016年ヴェルディ・フェスティヴァルで上演された≪ジョヴァンナ・ダルコ≫の映像。ヴェルディは、パルマ郊外のブッセート出身。ヴェルディの生誕した10月にパルマとブッセートの2都市が連動して、毎年音楽祭が開催され、世界中からオペラ・ファンが訪れ、ヴェルディの作品が一か月にわたって上演されます。 1845年にミラノ・スカラ座で初演された≪ジョヴァンナ・ダルコ≫は、シラーの戯曲「オルレアンの少女」を原作とした、ヴェルディ31歳の時に作曲した通算7番目のオペラです。ジョヴァンナ・ダルコとは、ジャンヌ・ダルクのイタリア読み。百年戦争でフランスがイギリス軍に攻められていたときに、神のお告げにより16歳の少女ジャンヌ・ダルクがフランス軍を率いて勝利に導くも、最後は命を落とすという物語。ヴェルディの音楽的手腕を随所に感じられる作品ですが、当時は台本の評判が芳しくなく、初演からほとんど上演されず、1951年に復活上演されるまで陽の目を見ることはありませんでした。 今回、会場となったのは、横長の舞台で有名なファルネーゼ劇場。ヨーロッパ最古の劇場のひとつとして名高く、ファルネーゼ家に嫁いでくるメディチ家の王妃のために造られた木造の非常に美しい劇場です。第2次世界大戦の爆撃により破壊され、1956年、1960年と2回の修復が行われました。その後、劇場として使われるようになったのは、2011年のヴェルディ・フェスティヴァルで行われた、クラウディオ・アバド指揮によるヴェルディのレクイエムの演奏会。その後は毎年音楽祭期間中にはファルネーゼ劇場での上演が実現しています。 そして本演出を務めたのは英国を代表するアートフィルムの鬼才ピーター・グリーナウェイ。グリーナウェイは、『コックと泥棒、その妻と愛人』『レンブラントの夜警』など多様な手法駆使した映画制作で名を馳せており、今回の演出も、客席を舞台の一部とし、さらに聖母像や現代風マンガ、難民の子供たちを映し出し、幻想的な照明によるインスタレーションを駆使し、歴史あるファルネーゼ劇場の特徴である額縁舞台を最大限に活かした演出でまったく新しいオペラを作り上げています。 タイトルロールを務めるのは、1980年韓国生まれの気鋭のソプラノ、ヴィットリア・イェオ。イタリアの歌劇場を中心に活躍し、ムーティの指揮でザルツブルク音楽祭にもデビューしています。透明感がありながらも芯のある凛とした歌唱で、役柄そのものオペラ全体を牽引しています。