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ストラディヴァリウスの饗宴 / クリスチャン・フェラス、イダ・ヘンデル、ジノ・フランチェスカッティ、ジョコンダ・デ・ヴィート [2CD] [Import] [日本語帯・解説付] (La Fete a Stradivarius / Christian Ferras, Ida Haendel, Zino Francescatti, Gioconda de Vito)

2024/04/19 発売

KKC-6832

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名手たちによるストラディヴァリウスの饗宴

[商品番号 : KKC-6832] [原盤品番 : TAH-670] [2CD] [Import] [日本語帯・解説付] [TAHRA / KING INTERNATIONAL]

ストラディヴァリウスの饗宴

[CD1]
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 KV 218
1. 第1楽章 アレグロ [9:53]
2. 第2楽章 アンダンテ・カンタービレ [8:33]
3. 第3楽章 ロンド。アンダンテ・グラツィオーゾ [7:32]
クリスチャン・フェラス (ヴァイオリン) 
ナポリ・スカルラッティ管弦楽団
ピエトロ・アルジェント (指揮) 
録音:1958年2月21日
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調《 トルコ風》 KV 219
4. 第1楽章 アレグロ・アペルト [9:53]
5. 第2楽章 アダージョ [12:01]
6. 第3楽章 ロンド。テンポ・ディ・メヌエット [8:56]
イダ・ヘンデル (ヴァイオリン) 
フェルッチョ・スカリア (指揮) 
録音:1958年1月11日

[CD2]
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
1. 第1楽章 アレグロ [12:45]
2. 第2楽章 アンダンテ [8:33]
3. 第3楽章 アレグレット [6:47]
ジノ・フランチェスカッティ (ヴァイオリン) 
トリノRAI 管弦楽団
フェルナンド・プレヴィターリ (指揮) 
録音:1953年12月18日
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
4. 第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ [23:13]
5. 第2楽章 アダージョ [9:51]
6. 第3楽章 アレグロ・ジョコーゾ [8:23]
ジョコンダ・デ・ヴィート (ヴァイオリン) 
バイエルン放送交響楽団
オイゲン・ヨッフム (指揮) 
録音:1956年11月15日

オーケストラからピアニストのアルバムまで、多種多彩なヒストリカル音源の発掘で親しまれたtahra。ルネ・トレミーヌ (1944-2014) 氏が、公私にわたるパートナーのミリアム・シェルヘン (ヘルマン・シェルヘンの娘) とともに運営したヒストリカル・レーベルでしたが、トレミーヌの死去にともない活動を休止。しかし、その豊富な音源は今もなお愛されています。Tahraの名盤16選を、オリジナルブックレット解説の翻訳つきで国内盤仕様で発売いたします。
★フェラス (1933-1982) は1951年にベームの招きでベートーヴェンの協奏曲を演奏してキャリアをスタートさせました。アルコール依存症に苦しみ1975年以降は演奏会もほとんど行わず、借金に苦しみストラディヴァリウスを売却しなければならなくなるという大変な人生でした。ここにはデビューして世界の注目を浴びていた1958年の録音を収録、ふくよかにたっぷりと歌う、輝かしい音色を堪能できます。
★イダ・ヘンデル (1928-2020) の公式デビューは1935年。1958年、当時30歳。あたりの空気を一瞬で変える雰囲気ある出だしから、神々しい演奏となっております。
★フランチェスカッティ (1902-1991) はマルセイユに生まれ、ティボーの薫陶を受けたヴァイオリン奏者。ポルタメントたっぷりながら気品あふれる演奏はさすがです。1939年からはニューヨークに定住しておりました。1953年、50台前半の、あぶらののりきったころの演奏です。
★ジョコンダ・デ・ヴィート (1907-1994) はイタリアに生まれ、ロッシーニ音楽院で非常に優秀な成績をおさめます。1932年、ウィーン国際ヴァイオリンコンクールで優勝、ヤン・クーベリックは彼女のことを激賞したといいます。ほどなくして彼女の名はヨーロッパ中に知られるようになります。1946年EMIのダヴィド・ビックネルにシャコンヌを録音するよう招かれ、1948年からEMIで録音を初めます。1948年エジンバラ音楽祭にも出演、1953年、イタリア政府は彼女に1690年製ストラディヴァリウス「Toscano」を贈呈しようとしますが彼女はこれを辞退。終身教授に就任していたサンタ・チェチーリア音楽院がこの楽器を受け取り、それをジョコンダ・デ・ヴィートが使う、という形がとられました。ここに収録の録音は1958年。音質は年代を感じさせるものの、それでも非常に力強く輝かしい演奏であることが感じられます。