[商品番号 : KKC-5307] [原盤番号 : RCO-13001] [SACD Hybrid] [53'17''] [Import] [日本語解説付] [RCO / King International]

ヤンソンスが得意とするショスタコーヴィチの交響曲。この演奏は2009年にコンセルトヘボウで行われた定期公演の模様をライヴ収録したものです。ヤンソンスのショスタコーヴィチ解釈は、いわゆる「ソ連 / ロシア・ローカル」なものから脱却したものとなっているのが特徴。ショスタコーヴィチは「この作品のなかで、わたしは人間の感情と情熱を描きたかったのだ」とも述べていますが、ヤンソンスがあらたにRCOと取り組んだ交響曲第10番のレコーディングは、抑圧やあらゆる非人道的行為に対するプロテストがこれほどまでに壮絶なる美しさを備え得ることを提示したもので、作曲から60年目を迎える2013年に、この傑作の普遍的な真価をあらためて問いかける内容といえるでしょう。

マリス・ヤンソンス (指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

録音 : 2009年1月29日、2月1,4日　アムステルダム　コンセルトへボウ　ライヴ