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ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ第14番「月光」、第8番「悲愴」、第23番「熱情」+エリーゼのために / 大石啓 (Beethoven : Piano Sonatas No.14,8,23 + F?r Elise / Kei Ohishi) [CD] [国内プレス] [日本語帯・解説付]

2023/03/28 発売

KKC-092

在庫

¥3,300 (税抜価格 ¥3,000)

ゼルキンに捧げるオマージュ。
注目のピアニスト大石啓が満を持して三大ソナタと「エリーゼのために」を録音!
自筆譜に遡り研究した長年の成果がここに結実!

[商品番号 : KKC-092] [CD] [国内プレス] [日本語帯・解説付] [KING INTERNATIONAL]

ベートーヴェン : 
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
エリーゼのために

大石啓 (ピアノ / Steinway D-274) 

録音 : 2022年12月14&15日 / キング関口台スタジオ (第1スタジオ) 

★ソロ、室内楽で活躍するピアニスト大石啓が、ルドルフ・ゼルキンに捧げるオマージュとして、ベートーヴェンの三大ソナタ「月光」「悲愴」「熱情」そして「エリーゼのために」を録音しました!
★ゼルキンの弾くベートーヴェンに感銘を受け、以来ゼルキンの虜になった大石。ゼルキンのディスコグラフィはもちろんのこと、ゼルキンの演奏史にも造詣が深い“ゼルキン偏愛ピアニスト”としても知られます。また20世紀の名演奏家の演奏法研究にも余念がなく、常にこだわりを持ち演奏活動を展開しております。
★満を持しての当録音は尋常ならぬこだわりと思いがつまったもの。ゼルキンは三大ソナタを1962年12月8、14、15日に録音しましたが、大石は同録音の60年後にあたる2022年12月14、15日にセッション収録。ゼルキンへの尊敬の念と感謝の思いを、一音一音魂を込めて演奏しました。
★また可能な限り自筆譜に遡り、ベートーヴェンの神髄に迫る解釈で演奏・録音するという、並々ならぬこだわりもまた、ゼルキンの音楽に対する真摯な姿勢に対する熱い思いと相通ずるものがあります。大石の奏でる演奏はベートーヴェン愛に溢れており、聴き手を虜にすること間違いないでしょう。長年の研究成果とともに、ベートーヴェンの名作の素晴らしさを再認識させてくれるアルバムがここに完成しました。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、執筆家としても活躍する大石啓らしい充実の楽曲解説も注目です。
★「大石さんは自筆譜と初版譜を検討、さまざまな楽譜を丹念に比較し、勉強を続けて来られた。それ等を主軸として譜面を読み込み、可能な限りオリジナルを再現することにつとめたそうだが、それは大いに賞讃されて良いと思う」 (深沢亮子〜ライナーノーツより) 

大石啓 (ピアノ) 
静岡県吉田町出身。Rudolf Serkinの弾くベートーヴェンに感銘を受け、往年の名演奏家の演奏法を研究する。武蔵野音楽大学にて大谷三千雄、Amadeus Webersinke、桐朋学園大学院大学にて岩崎淑、チェコ国立プラハ音楽院にてMichal Rezek諸氏に師事、深沢亮子、津田真理、Helmut Brauss、Ruth Slenczynska、Norbert Heller諸氏にも師事した。
第4回大阪国際音楽コンクール第2位、第26回ヴァルセジア国際コンクール (イタリア) にてディプロマ賞等受賞。ソロリサイタル、オーケストラとの共演の他、室内楽奏者として、アンサンブル・クレーのピアノ三重奏演奏会、岩崎洸、Matej Sonlajtner、Adam Pecho?iak、久保陽子諸氏と共演、日本、欧州で演奏している。ベートーヴェン時代のコンサート・スタイルを再現したリサイタル・シリーズを主宰 (2014年、2021年は焼津市と共催) 。クラシック音楽を解説とともにお届けする「おしゃべりクラシック・コンサート」「公開リハーサル」、小さなお子様もコンサート・ホールにて生の音楽をお楽しみ頂く「親子で楽しむコンサート」を開催し、クラシック音楽の普及に務めている。アウトリーチ公演は、学校、幼稚園への出前コンサートに多数出演。カワイ表参道主催の講座「名曲を弾く・知る・聞く」〜今更、聞けない有名曲の弾き方〜にて講師を務め、「作曲家・ピアニストについて広い知識を有し、解りやすい解説に定評がある」と紹介された (2015) 。アートにエールを!東京プロジェクト参加 (sonh-s) 。
現在は、作曲家の自筆譜、初版譜、当時の習慣を研究した演奏活動を行うとともに、啓音塾を主宰し後進の指導にあたっている。CDの解説 (キングインターナショナル) 、コンサート・プログラム解説 (東京・春・音楽祭) の執筆も行う。公益社団法人日本演奏連盟、日本音楽舞踊会議 (CMDJ) 各会員。2023年より、久保陽子氏と (株) 文京楽器のシンセサイザー・オーケストラ・プロジェクトでシンセサイザーを務め、クラシック音楽の新たな可能性を追求している。