ブルーレイディスク
没後25年 ルチオ・フルチ大回顧 ブルーレイボックス 晩期編
★メーカー特典(※先着外付け特典) ステッカー ※特典には数に限りがあり、予定数量に達し次第特典付きでの販売は終了致します。
【DISC1】 ■怒霊界エニグマ 1987年 イタリア 収録時間:本編89分 仕様:カラー 1080p Hi-Def(ビスタ) 2層 音声:オリジナル英語(ドルビーTRUE HD /モノラル) 字幕:日本語 映像(音声)特典: @イタリアン・ホラー、エニグマ 後期作品の評価 A悪夢を書く 脚本家ジョルジオ・マリウッツォ インタビュー B予告編集 【DISC2】 ■サンゲリア2 1988年 イタリア 収録時間:本編95分 仕様:カラー 1080p Hi-Def 2層 音声:オリジナル英語(ドルビーTRUE HD /ステレオ) 字幕:日本語 映像(音声)特典: @最後のゾンビ クラウディオ・フラガッソとロッセラ・ドルーディ(脚本)のインタビュー Aタフな男たち マッシモ・ヴァンニとオッタヴィアーノ・デラクア(俳優/スタント)のインタビュー B問題解決人ブルーノ・マッティ(後任監督)のインタビュー Cゾンビと水の中 マリーナ・ロイ(女優)のインタビュー Dゾンビ工場にて フランコ・ディ・ジローラモ(特殊効果)のインタビュー E予告編 Fイタリア語版クレジット 【DISC3】 ■ルチオ・フルチのクロック 1988年 イタリア 収録時間:本編84分 仕様:カラー 1080p Hi-Def(ヨーロピアンビスタ) 1層 音声:オリジナル英語(ドルビーTRUE HD /モノラル) 字幕:日本語 【DISC4】 ■ルチオ・フルチのホラー・ハウス 1988年 イタリア 収録時間:本編83分 仕様:カラー 1080p Hi-Def(ビスタ) 1層 音声:オリジナル英語(ドルビーTRUE HD /モノラル) 字幕:日本語 【DISC5】 ■ルチオ・フルチの新デモンズ 1988年 イタリア 収録時間:本編89分 仕様:カラー 1080p Hi-Def(ヨーロピアンビスタ) 2層 音声: @オリジナル英語(ドルビーTRUE HD /モノラル) A作家スティーヴン・スロワ―による英語オーディオコメンタリー(ドルビーTRUE HD /モノラル) Bバタリアンズによる日本語オーディオコメンタリー(ドルビーTRUE HD /モノラル) 字幕:日本語 映像(音声)特典: @聖なる悪魔たち アントニオ・テントーリが語る「新デモンズ」 Aドクロと骨 撮影技師インタビュ− Bフルチは生きている ルチオ・フルチインタビュー C予告編 封入特典:山崎圭司監修ブックレット *仕様等、内容、商品写真などは予定のため変更になる場合がございます。
INTRODUCTION
没後25年。イタリア残酷映画の帝王ルチオ・フルチが蘇る!『サンゲリア』など血みどろ3部作だけでルチオ・フルチは語れない!初期のジャッロ映画の名作から晩期の低予算ホラーまで、ホラー映画界のアイコン、ルチオ・フルチの足跡を振り返るルチオ・フルチ大百科!シリーズ第1弾は四半世紀を経てカルト作品と化した晩期の低予算ホラー作品の数々を奇跡の国内初ブルーレイ化!ブルーレイボックス晩期編!1988年〜1990年の5作品を収録! 『怒霊界エニグマ』1987年 イタリア映画 監督:ルチオ・フルチ 出演:ジャレッド・マーティン ララ・ナツィンスキー 昏睡状態の少女の怨念が転校生に乗り移り、自分をいじめた生徒たちに次々と復讐をしていく。女優の全身を這う無数のカタツムリのシーンがあまりにも有名なルチオ・フルチ晩年の代表作。 『サンゲリア2』1988年 イタリア映画 監督:ルチオ・フルチ 出演:デラン・サラフィアン ビアトリス・リング テロリスト集団が東南アジアの研究所で細菌兵器を奪う。感染者の死体を焼却したところ、細菌が煙と共に拡散、鳥や人に感染する。感染した人や鳥はゾンビと化し、人々を襲う。ルチオ・フルチの名作『サンゲリア』の続編を自ら監督するという事でホラー・ファンの注目を浴びたが、その完成度に全てのホラー・ファンを落胆させた問題作。ルチオ・フルチは監督名でクレジットされているが、病気のため途中降板したとされている。 『ルチオ・フルチのクロック』1989年 イタリア映画 監督:ルチオ・フルチ 出演:キース・ヴァン・ホーベン カリーナ・ハフ ルチオ・フルチが晩年に撮った幻のテレビ映画。三人組の強盗が屋敷に押し入り老夫婦を殺害するが、時間が逆回転し、死者が蘇る。国内初ディスク化のファン垂涎の1作。 『ルチオ・フルチのホラー・ハウス』1989年 イタリア映画 監督:ルチオ・フルチ 出演:ジャン・クリフトフ・ブリティゲニーレ シンツィア・モンレール ルチオ・フルチのテレビ映画。両親を殺され残された子供の姉弟の世話をするため、叔父夫婦が屋敷にやってくる。そして、屋敷に殺された両親の幽霊が出現する。 『ルチオ・フルチの新デモンズ』1990年 イタリア映画 監督:ルチオ・フルチ 出演:ブレット・ハルゼイ メグ・レジスター 晩年のルチオ・フルチは評価の低い低予算ホラーを連発したが、その低予算ホラーの代表作。シチリア島に遺跡調査に来た考古学グループ。遺跡には人々が恐れる伝説が秘められており、伝説の復活と共に惨劇が始まる。「デモンズ」シリーズとの関係は一切ない。ホラー・ファンの話題にのぼる股裂きシーンが有名なスプラッター映画。 SALES POINT@イタリア残酷ホラーの帝王ルチオ・フルチの没後25年を記念した国内初ブルーレイBOX第1弾。(単品商品も発売)。晩年ルチオ・フルチは糖尿病、肝硬変を患い高額の医療費を払うためどんな仕事でも請け負うようになる。その時期に連発した低予算ホラーが四半世紀を経てカルト作品化。そんな晩年のルチオ・フルチの愛すべきトラッシュ・ムービー代表作5作品をまさかの国内初ブルーレイ化。 SALES POINTA山崎圭司監修のブックレットを封入。 「没後25年 ルチオ・フルチ大百科 爛熟期編 ブルーレイボックス」 2021年8月11日(水)発売予定 税込¥23,100 (ブルーレイ4枚組) 「墓地裏の家」「マンハッタン・ベイビー」「ルチオ・フルチのマーダロック」「イノセント・ドール虜」各税込¥5,280 ・・・・・・・・・ 【ルチオ・フルチ】 『サンゲリア』『地獄の門』『ビヨンド』の血みどろ3部作で、ホラー映画界のアイコンとなった、イタリア・残酷ホラー映画の帝王。1927年6月17日生まれ。国立映画実験センターを卒業後、ライター、脚本家を経て監督業に転身。『真昼の用心棒』(66)でマカロニウェスタン、『女の秘めごと』(69)でジャッロを監督。その後、『幻想殺人』(71)、『マッキラー』(72)など権力を持った階層、集団への批判を込めた風刺的作品を撮り続ける。その後、世界的大ヒットとなったジョージ・A・ロメロ『ゾンビ』に便乗して続編を名乗って作られた『サンゲリア』(79)が世界的大ヒットを記録する。その後、『地獄の門』(80)『ビヨンド』(81)『墓地裏の家』(81)など残酷描写に特化したホラー映画の傑作を連発して残酷ホラー映画の巨匠としてのポジションを得る。元々糖尿病に悩まされていたフルチだが、『ルチオ・フルチのマーダロック』(84)撮影後、肝硬変という大病を患い、それ以降高額な医療費を支払うため、どんな仕事でも受けるようになる。また、80年代後半になるとイタリアのホラー映画ビジネスが崩壊し低予算ホラーの仕事しかなくなり低予算ホラー作品の連発を余儀なくされる。日本では、この時期の作品の多くが「ルチオ・フルチの〜」というタイトルでビデオ発売された。『怒霊界エニグマ』(88)『ルチオ・フルチの新デモンズ』(90)などの多くの低予算ホラー作品を撮った後、主役のホラー映画監督役を自ら演じた『ナイトメア・コンサート』(90)が話題になる。遺作は『ヘルクラッシュ!/地獄の霊柩車』(91)。1996年死去。死因は糖尿病の注射を打ち忘れたためと言われるが、自殺とみる説もある。