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ブルーレイディスク

男女残酷物語/サソリ決戦

KIXF-1950

¥6,380 (税抜価格 ¥5,800)

こんなの、はじめて。
誰も知らなかった、誰も観たことがなかった、56年前の新作映画、イタリア製ウルトラ・ポップ・アヴァンギャルド・セックス・スリラー、昨年の日本初上陸を経て、遂に日本初ソフト化。

原題:FEMINA RIDENS (英題:THE LAUGHING WOMAN)
製作年度:1969年
製作国:イタリア
公開日:2024年6月7日
レイティング:G
収録時間:本編約90分+予告編
仕様:カラー 1080p Hi-Def BD25G
音声:@本編イタリア語 DTS-HD Master Audio(2.0ch)
  :A本編英語 DTS-HD Master Audio(2.0ch)
字幕:@イタリア語本編用日本語
  :A英語本編用日本語

※商品仕様など変更となる場合がございます。予めご了承下さい。
INTRODUCTION
昨年の初公開まで一切日本に紹介された形跡のない、1969年のイタリア製ウルトラ・ポップ・アヴァンギャルド・セックス・スリラー。終わりなき男女の対決を描き、エリオ・ペトリ『華麗なる殺人』(65)、マルコ・ヴィカリオ『黄金の七人』(65)、ロジェ・バディム『バーバレラ』(67)、パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ『女性上位時代』(68)、ジュリオ・クエスティ『殺しを呼ぶ卵』(68)などの名だたる作品群にも通じるエロティシズムとフェティシズムを漂わせ、サイケデリックなサブカルチャーとセックス、ブラックなユーモアも含めて完璧かつ超洗練の異常世界を構築、近未来SF的美術造形は唯一無二の異様さを醸し出し、あまりの傑作ぶりに観る者は顎が外れること必至。サディスティックな凌辱魔人セイヤー役に『黄金の七人』『女性上位時代』『愛の嵐』(73)の名優フィリップ・ルロワ。監禁される女性メリーを大量のイタリア犯罪映画、ホラー映画、エロティック映画で活躍、マリオ・バーヴァやルチオ・フルチ作品にも出演したドイツの女優ダグマー・ラッサンダーがクールに熱演。音楽は『ベニスの愛』(70)『夜行性情欲魔』(71)『血みどろの入江』(71)等を手掛けるイタリア映画音楽の巨匠ステルヴィオ・チプリアーニ。エンニオ・モリコーネの影響も垣間見える極上のラウンジ・ミュージックをベースにポップ、サイケデリック、ジャズを縦横無尽に駆け巡るチプリアーニの美しいメロディは映画を飛び越えて独立した存在感を発揮、本作の「メリーのテーマ」は世界的な人気を誇る。また、美術面ではフランスの芸術家ニキ・ド・サンファルによる巨大女性像≪ホン≫のレプリカが使われ作品に忘れ得ぬ印象を刻むほか、記号の繰り返しによる空間構成で平面を造形するイタリアの抽象画家ジュゼッペ・カポグロッシ作品へのオマージュが劇中に施されている。
海外では近年本作の存在を発見する者が多くあらわれ、「性的異常がこれほど魅惑的に感じられる映画は他にない」「すべてのフレームが単独でも機能する」「スタイリッシュで、非道徳的で、完全に狂った恥知らずのエンターテインメントだ!」と驚きの声が挙がり続けている。相容れない男女の生態を極彩色の筆致で描いた、世にも残酷な物語。あまりに痛烈で華麗な結末を見届けたら最期、全身を中毒のように絡め取られるだろう。
STORY
精巧な拷問技術の達人という裏の顔を持つ慈善財団大幹部セイヤーは、ジャーナリストのメアリーを拉致監禁、磔部屋、鍛錬部屋、最新鋭シャワー、間仕切り開閉式ベッド、俺人形責め、水責めプール部屋、ボンデージ人形部屋など、華麗なるハイテク装備満載の秘密のアジトで、想像を絶する肉体的、精神的凌辱の限りを尽くす。だが、言葉にできない恥辱を受けても微笑むメアリーはセイヤーの想像を遥かに超えていた。弱音を吐き始めるセイヤー。いま、洗練と野蛮が表裏一体の、性の対決がはじまる。
STAFF
●監督・脚本:ピエロ・スキヴァザッパ 
●製作:ジュゼッペ・ザッカリエーロ 
●撮影:サンテ・アキーリ 
●美術:フランチェスコ・クッピーニ 
●衣装:エンリコ・サバティーニ 
●編集:カルロ・リアリイ 
●音楽:ステルヴィオ・チプリアーニ
CAST
フィリップ・ルロワ
ダグマー・ラッサンダー
ロレンツァ・グェッリエリ
バロ・ソレリ
マリア・クマニ・クアジモド
ミレッラ・パンフィーリ