(C)1970 RTI
ブルーレイディスク
ラ・カリファ
INTRODUCTION
ドキュメンタリー映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』(21)でも紹介された『ラ・カリファ』のテーマ曲は数あるモリコーネのスコアの中でも人気の高い楽曲として知られていたが、映画自体は日本では劇場未公開のままだった。今年ファン待望の日本初公開が実現し、ついにそのヴェールを脱いだ本作は、かつての仲間だった工場長とストライキの女性リーダーが許されない恋におちていく社会派メロドラマ。32歳の女盛りを迎えた凛々しいロミー・シュナイダーと『Mr.レディ Mr.マダム』シリーズのウーゴ・トニャッツイが禁断の関係を演じる。小説家出身の新鋭アルベルト・ベヴィラックアが本作で監督デビューを飾った。
STORY
ストライキでイタリアが混乱する中、イレーネの夫は殺害され、彼女は亡き夫に変わって労働者たちの情熱的な先導者となった。 イレーネはかつて同じ労働仲間だった工場経営者のドベルドと対立するが、聡明なドベルトの考え方に共鳴するうち、いつしか彼にひかれていく。互いの立場の違いに悩みながらもふたりは逢瀬を重ねていくが、やがて悲劇が彼らを襲う…。
STAFF
監督・原作・脚本:アルベルト・ベヴィラックア 製作:マリオ・チェッキ・ゴーリ 撮影:ロベルト・ジェラルディ 美術:ジャンティト・ブルキエッラーロ 音楽:エンニオ・モリコーネ
CAST
ロミー・シュナイダー ウーゴ・トニャッツイ マリーナ・ベルティ ロベルト・ビサッコ マッシモ・ファリネッリ