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ブルーレイディスク
fOUL
収録時間:本編99分+映像特典 仕様:カラー 1080p Hi-Def BD25G 音声:日本語(DTS-HD Master Audio/2.0ch) 字幕:本編英語 映像(音声)特典: ●オリジナル予告編 ●「枯槁」ライヴ映像(編集:大石規湖) ●MV「フッサリアーナ」「あなたのレーゾン・デ・トゥール」 ●本編未収録ライヴ映像(escape、Searchin' for June、畳、齟齬、fOULの皮算用、絶え間ない保身と枯れ草、輝く湖水) *仕様等、内容、商品写真は予定のため変更になる場合がございます。
INTRODUCTION
燃え滾るギター、奮え立つベース、畳み掛けるドラム。 fOULという、何処を探しても何処にもない音と佇まいのバンド。その実演と実在の記録。 90年代初頭にUSパンク/ハードコア直系のサウンドで日本の音楽シーンに新境地を切り開いたバンド、BEYONDSの谷口健(Vo./G.)、大地大介(D.)が1994年、札幌ハードコア出身の平松学(B.)を誘い3人で結成されたバンド、fOUL(ファウル)。鉄壁のリズムと何かがおかしくも掻きむしられるギター、繊細に吠えるボーカルのアンサンブルが「いったい何に遭遇しているのか」表現できない衝撃とともにアンダーグラウンドで絶大な影響を及ぼしたバンドだ。fOULはそのどこにも存在しない音楽性で、eastern youthやbloodthirsty butchersとのライヴ活動や音源発売、「砂上の楼閣」と題された自主企画ライヴを計34回にわたって主催、フランク・ザッパやエルトン・ジョン、U2やモリッシーを手掛けるエンジニア/プロデューサー、ジョー・チカレリがプロデュースを買って出てのサンフランシスコ、バンクーバー、ロサンゼルスでの海外レコーディングを行った。だが、4枚目のフルアルバム発表後の2005年、fOULは突如休憩を表明、以後蘇生することなく現在に至っている。そのfOULを映画化したのは音楽レーベルLess Than TVの魔力に迫った『MOTHER FUCKER』(2017)、パンクロックバンドthe原爆オナニーズを描いた『JUST ANOTHER』(2020)に続き、これが長編3作目となる大石規湖。各所に散らばっていたアーカイヴ素材を発掘、ライヴ映像を中心にバンドと音楽のみが存在する、観る映画であり、聴く映画であり、ライヴを体感する映画としてまとめ上げた。シンプルかつダイナミックに構成された、言葉や情報に頼らない巧みな編集は、まさにその魅力に言葉が追いつかないfOULを描くに相応しい。破格の成功もない。感動のドラマもない。知られざる真実や内幕もない。ここにあるのは未だ色褪せぬ豊潤な音楽、バンドをやる楽しさと喜びだけ。過去にライヴ音源や映像作品の発表はなく、多くのアルバム作品が廃盤状態のfOULの貴重な入り口、それが本作、映画『fOUL』である。
STORY
その音楽性と佇まいに言葉が追いつかない、魅力が言語化不能なバンドfOULが、遠慮なく大さらけ出しのライヴを展開する。
STAFF
●監督・撮影・編集:大石規湖●音楽:fOUL●音楽ミックスエンジニア:二宮友和●音楽ミックス監修:今井朋美●宣伝:椎名宗之●製作:長谷川英行●企画・制作:長谷川英行、大石規湖
CAST
谷口 健、平松 学、大地大介