CDアルバム
〜鐘シンフォニー〜癒しの響き―自然音と和編鐘―
もともと「和編鐘」とは、2400年以上前の古代中国の楽器「編鐘」を現代風にアレンジしたものです。いわゆる仏具のおりんを、枠に逆さに吊り下げ、マレット等で叩いて音を鳴らします。その楽器を作りその奏法も独自で編み出してきたのが、アーティストゆきね(有機音)です。「和編鐘」を叩いて音を鳴らした後、鐘の響きは長い時間続き、数々の音が混ざり合います。その残響こそが「癒しの音色」であり、「癒しの響き」となります。ゆきねの奏でる鐘の響きは、混ざり合い、溶け合い、透明なシンフォニーとなるのです。 「和編鐘(わへんしょう)」は、富山県高岡市の(株)山口久乗の「久乗編鐘」がもとになっています。余韻のある美しい音色は、脳にα波を発生させ、癒しの効果がある1/fゆらぎを含むことが日本音響研究所の分析により証明されています。この「久乗編鐘」をもとに現在の3オクターブの鐘を演奏しやすい形に枠を設計して、並び替えたものが現在の「和編鐘」です。(商標登録取得済み) また「和編鐘」に最も合う伴奏は「自然音」です。せせらぎ・鳥の声・さざ波・風の音・ししおどしなどの自然音は、和の鐘の響きをより引き立たせ、まるで風景に包まれているような感覚をよびおこします。このCDでは、祈りすら感じさせる鐘の響きと、自然音がもたらす日本の郷愁。すべてが調和した、いまの日本人に必要な心と身体を浄化する音楽がここにあります。 【日本の自然音と和編鐘】Total Time 57:28 1.さくらさくら <神楽鈴・ししおどし> 日本古謡 編曲:有機音 (4:08) 2.水の源 <せせらぎ・水中音> 作曲:有機音 (5:56) 3.万葉の海 <波しぶき> 作曲:有機音 (6:41) 4.ほたるこい <手のリン・せせらぎ・カジカガエル> 秋田のわらべ歌 編曲:有機音 (4:35) 5.富士の高嶺に <浜辺の波> 作曲:有機音 (5:33) 6.いくつもの出会いにはぐくまれて〜組曲「音で織りなす相模川」より <川のせせらぎ> 作曲:有機音(4:58) 7.時つもりゆく <神楽鈴> 作曲:有機音 (5:06) 8.荒城の月 <鳥の声・虫の声> 作曲:滝廉太郎 編曲:有機音 (4:31) 9.春と修羅 <神楽鈴・手のリン> 作曲:有機音 (7:03) 10.響きのなかで眠りなさい〜即興演奏〜 <水琴窟> 作曲:有機音 (5:30) 11.星のささやき〜即興演奏〜 作曲:有機音 (2:56)