CDアルバム
宇宙防衛軍
2017年10月25日惜しくもこの世を去った純音楽家・遠藤賢司の追悼企画 ベルウッド、キングの傑作2タイトルを評判のUHQCDでリイシュー!! <収録曲> 1.宇宙防衛軍 2.通好みロック 3.ザ・ガードマン 4.東京演歌 5.白銀の翼 6.春のめざめ 7.喜びの歌 8.哀愁の東京タワー 9.夜汽車のブルース 10.宇宙防衛軍のマーチ 11.宇宙防衛軍放送局 (EIJインストゥルメンタル) 作詞・作曲:遠藤賢司 編曲:佐久間正英(exceptJ編曲:遠藤賢司) 「宇宙防衛軍放送局」の番組というSF的な世界観で、テクノ、パンク、演歌、ハード・ロック、クラシック、ムード歌謡、 フォークなどあらゆる要素を取り入れ、「哀愁の東京タワー」は平山みきとのデュエットも。 四人囃子が前作に続き参加した他、土屋昌巳(一風堂)が全面協力。ジャケットはスタジオぬえの宮武一貴。 ◆同時発売「東京ワッショイ」UHQCDはこちらをクリック◆ ●日本のロックの源流をスターとして駆け抜けた遠藤賢司 遠藤賢司は1947年茨城県生まれ。ボブ・ディランに影響を受け、1960年代後半フォーク・シンガーとして高田渡、南正人他と交流、1969年シングル「ほんとだよ/猫が眠ってる」(東芝EMI/Express)でデビューした。以降中津川フォークジャンボリー('69〜'71)への参加等を通して、はっぴいえんど他日本のフォーク、ロックの源流系アーティストとの関係を持ち、1stアルバム『niyago』('70 URC)、2ndアルバム『満足できるかな』('71 ポリドール)ではバックをはっぴいえんどが務めている。その流れの中1972年に最大のヒット曲でフォークの古典とも呼ばれる「カレーライス」(ポリドール)、キャラメル・ママ(細野晴臣、鈴木茂、松任谷正隆、林立夫)が参加した3rdアルバム『嘆きのウクレレ』(同)を発表。 1974年のシングル「踊ろよベイビー」、アルバム『KENJI』は高中正義等が編曲、演奏に参加、サイケ、ニューウェイヴへのアプローチがなされ、その後のハード・フォーク路線への基となる。1979年にベルウッドから佐久間正英他の四人囃子が参加した傑作『東京ワッショイ』を、また翌年1980年には同じく四人囃子の他に土屋昌巳等が参加した『宇宙防衛軍』をキングレコードから発売、パンク、ニューウェイヴ他あらゆる音楽ジャンルを含んだ、或いは超越した遠藤賢司の純音楽家性が確立していく。 今回のリイシュー企画はロック/ニューウェイヴ時代にベルウッドとキングに1枚ずつ残したオリジナル・アルバムをベルウッド45周年企画で評判のUHQCDでリイシュー。純音楽家・遠藤賢司への追悼コレクションとするもの。