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CDアルバム

スラヴ賛歌?ミュシャとチェコ音楽の世界

ミュシャ展開催記念
ミュシャがスラヴ叙事詩を描くきっかけは、あの「モルダウ」!?
《スラヴ叙事詩》全20作に描かれた、スラヴ民族の世界を音楽で―

2017/03/08 発売

KICC-1358

在庫

定価:¥1,980 (税抜価格 ¥1,800)

ミュシャ展開催を記念してチェコの音楽文化に触れるCDを発売!!
絵画と共に音もお楽しみ下さい!!

音楽を愛した画家ミュシャにも影響を与えたことで知られるチェコ出身の作曲家スメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェック。彼らはミュシャと同時代に欧州、アメリカ等で活躍しながら、故郷を想った名曲を残しました。本盤は、ミュシャの足あとをたどりながら、チェコの音楽世界に触れるための入門CDです。

CDジャケット使用絵柄 アルフォンス・ミュシャ
《スラヴ叙事詩「原故郷のスラヴ民族」》プラハ市立美術館 (c)Prague City Gallery

ミュシャとチェコ作曲家達のスラヴ民族への愛・・・とは
フランス、アール・ヌーヴォーの画家として知られる、アルフォンス・ミュシャは、
実はチェコ共和国(当時はオーストリア=ハンガリー帝国、ボヘミア領内)生まれ。
幼いころから音楽に親しみ、そして絵画の才能に恵まれた彼は、本国を離れてフランス・アメリカで画家として活躍。そこでの生活を通じて、チェコ、そしてスラヴ民族の喜び、哀しみの歴史を《スラヴ民族の叙事詩》として描くことを思いたち、1910年に帰郷。
18年の歳月をかけて、全20作の《スラヴ叙事詩》を描きあげました。

実はそのきっかけとなったのは、アメリカ滞在時にボストン交響楽団のコンサートで、チェコ出身の作曲家、スメタナ作曲の《我が祖国》を聴いたことでした。
時を同じくして活躍したチェコ出身の作曲家ドヴォルザークはミュシャと同じように
アメリカで生活。
アメリカから遠い故郷を想い、あの交響曲 9番《新世界より》を作曲し、ミュシャとは生涯の友となったヤナーチェックも、自国の独立を祝いシンフォニエッタを作曲しました。

本CDはミュシャと、その時代に生まれたチェコの作曲家の生涯と、その作品達に込められたスラヴ民族への愛を、チェコ出身のライター、ペトル・ホリーの解説によってひも解くCDです。
美しく、でもどこか懐かしい・・・そんなチェコの音楽世界を覗いてみませんか?


収録内容

【DISC1 CDアルバム】
1.交響詩「モルダウ」
作曲:Bedrich Friedrich Smetana アーティスト:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
2.弦楽四重奏曲第1番 ホ短調 「わが生涯より」?第4楽章:ヴィヴァーチェ
作曲:Bedrich Friedrich Smetana アーティスト:プラハ弦楽四重奏団
3.私の星
作詞:B.ペシカ 作曲:Bedrich Friedrich Smetana アーティスト:プラハ少年少女合唱団, Rudolf Zeman(ピアノ)
4.日没
作詞:J.V.スラーデク 作曲:Bedrich Friedrich Smetana アーティスト:プラハ少年少女合唱団, Rudolf Zeman(ピアノ)
5.ポルカ チェコ組曲ニ長調B.93 作品39
作曲:Antonin Dvorak
6.交響曲第9番ホ短調作品95(B.178)「新世界より」 第2楽章:ラルゴ
作曲:Antonin Dvorak アーティスト:Staatskapelle Berlin
7.わが母の教えたまいし歌
作詞:Adolf Heyduk 作曲:Antonin Dvorak
8.シンフォニエッタ 第1楽章:ファンファーレ(アレグレット?アレグロ?マエストーソ)
作曲:Leos Janacek アーティスト:ベルリン放送交響楽団
9.シンフォニエッタ 第4楽章:町並み(アレグレット?アンダンテ?プレスト)
作曲:Leos Janacek アーティスト:ベルリン放送交響楽団
10.チェコの民謡
作曲:チェコ地方民謡 アーティスト:プラハ少年少女合唱団, Rudolf Zeman(ピアノ)
11.アヴェ・マリア
作詞:Walter Scott 作曲:Franz Schubert アーティスト:プラハ少年少女合唱団
12.チェコ共和国(国歌)
作曲:Frantisek Skroup アーティスト:陸上自衛隊中央音楽隊