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CDアルバム

Beethoven: Violin concerto / De Vito(vn),G.L.Jochum&RIAS SO(1954)&Brahms:Violin Sonata No.1,Vitali: Chaconne / De Vito(vn)&Raucheisen(pf) [輸入盤]

2015/11/30 発売

AU-95621

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¥2,519 (税抜価格 ¥2,290)

大注目盤
十八番のベートーヴェンの録音が残っていた!!!
デ・ヴィート、初レパートリーがついに日の目をみた。

[商品番号 AU-95621] [CD] [輸入盤] [AUDITE]

[収録作品]

@ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(@ .25’37”+A .10’44”+B .9’40”= 46’01”)
Aブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2 番 イ長調 Op.100(@ .8’07” +A .7’15” +B .5’31” = 20’53”)
Bヴィターリ:シャコンヌ ト短調(12’55”)

ジョコンダ・デ・ヴィート(ヴァイオリン)
@ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(指揮)、RIAS交響楽団
ABミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)
録音:@ 1954 年10 月3 日/ベルリン音楽大学(ライヴ)
AB 1951 年10 月7 日/RIASフンクハウス、第7 スタジオ(セッション)

★今もなお人気の女流ヴァイオリニストの一人、ジョコンダ・デ・ヴィート(1907-1994)の1951 年から1954 年にかけてベルリンで収録された貴重な放送用音源が、抜群の高音質復刻で評判を呼ぶaudite の「ドイチュラントラジオ・クルトゥーア・エディション」の最新盤として発売されます。

★デ・ヴィートは50 代半ばで現役を引退し、生涯30 曲ほどしかレコーディングを残さず、さらに彼女の人気を不動のものとしたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はセッション録音をしなかったために、生前本人も悔やんでいたと言われております。そのベートーヴェンが1954 年ベルリンでの放送用ライヴ音源で残っておりました!音源の状態もよくaudite の確かなリマスタリングでデ・ヴィートらしい高貴な詩情を薫らせる円熟の演奏を聴くことができます。デ・ヴィートのテンポ・コントロールとフィンガリングを考慮したゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(オイゲン・ヨッフムの弟)率いるRIAS 交響楽団の格調高い音楽も抜群で、独奏パートを引き立てております。緻密さと自由な歌心を持ち合わせたデ・ヴィートの魅力が最も表現されたこのベートーヴェンは歴史的遺産とも重要な録音と言えましょう。なお、第1 楽章、第3 楽章のカデンツァは作曲者名の記載はありませんが、audite レーベルによるとおそらくデ・ヴィート自身によるものということです。ベートーヴェンの主題を技巧的な重音で表現し、また甘美な旋律では歌うように奏でており、非常に魅力的なカデンツァです。(第2 楽章はクライスラーのカデンツァです)

★カップリングは1951 年10 月に放送用音源として収録されたブラームスのヴァイオリン・ソナタ第2 番とヴィターリのシャコンヌです。ベートーヴェンと同様にデ・ヴィートが得意とした作品で磨き抜かれた技術で優美に演奏しております。ヴィターリのシャコンヌは遅めのテンポ設定です。たっぷりとしたボーイングで一音一音、魂をこめて演奏しており、当時の名ヴァイオリニストがこぞって演奏、録音していた名曲にまたひとつ名演が加わったと言えましょう。