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CDアルバム

Hans Werner Henze: Being Beauteous&Kammermusik 1958 [輸入盤]

2016/03/31 発売

WER-7334

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¥2,695 (税抜価格 ¥2,450)

ヘンツェの声楽を含むアンサンブル曲
「美しくあること」と「室内楽1958年」
抒情的なヘンツェ・ワールドが堪能できる1 枚

[商品番号 WER-7334] [CD] [輸入盤] [WERGO]

[収録作品]

ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ:

@カンタータ「美しくあること」
A室内楽1958 年

@アンナ・プロハスカ(ソプラノ)、ソフィア・ウィットソン(ハープ)、アンドレアス・グリュンコルン(チェロ)、
ファビアン・ディーデリヒ(チェロ)、カタリナ・クール(チェロ)、ヴァレンティン・プリーバス(チェロ)
Aペーター・ハイスベルトセン(テノール)、ユルゲン・リュック(ギター) 、北ドイツ放送交響楽団
以上、ペーター・ルジツカ(指揮)
録音:@2015年5月3日、A2013年1月25 日/NDR

★ 20 世紀ドイツを代表する作曲家、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ。保守と革新の中道を行く作風でドイツ音楽界を牽引してきた彼の声楽を含んだ2 つのアンサンブル曲「美しくあること」と「室内楽1958 年」がおさめられたディスクです。

★カンタータ「美しくあること」はランボーの同名の詩がテキストとされています。作曲者が交響曲5 番の初演(バーンスタイン指揮)のため渡米した折に目の当たりにしショックを受けたニューヨークの貧富の格差が創作源となったと言われるこの曲は、ヘンツェがニューヨークで感じたこと様々―命の危機と古典的な理想の美への挑戦、豊富さと腐敗の矛盾など―がランボーの詩では予言されている、と感じ作曲したとのこと。歌心溢れる4 つのチェロとハープの抒情的なヴェールをまとったソプラノが世紀末的、官能的な詩を歌い上げる、大変美しい曲です。

★「室内楽1958 年」はイギリスの作曲家、ベンジャミン・ブリテンに捧げられた曲で、ドイツの詩人ヘルダーリンの詩によるテノール、ギター、クラリネット、ファゴット、ホルン、弦楽器5 部が1 人ずつ(このディスクでは複数)の楽器による12 の楽章から成ります。ヘンツェはヘルダーリンの神秘的なイメージや象徴で綴られる自然、人間、古代の神々、苦難と運命についての詩を6 つの楽章に分け、さらにそこに器楽曲としての6 つの楽章を足し「テノールと全楽器」「ギターなしの器楽曲」「テノールとギター」「ギターソロ」という4 つの編成のヴァリエーションを生み出しました。中でも「テントス」と名付けられた3 つのギターソロは単独で演奏されることも多くあります。ヘンツェの抒情の世界に浸ることができるディスクです。