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2016/03/31 発売
WER-7331
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¥2,695 (税抜価格 ¥2,450)
ギリシャ出身の作曲家、ディミトリー・テルツァキスの作品集自らのルーツ、ビザンチン音楽に根を降ろした作品群に漂ういにしえの香り[商品番号 WER-7331] [CD] [輸入盤] [WERGO][収録作品]ディミトリー・テルツァキス(1938-):作品集@レジェトス(1988)Aサッフォーチクルス(2006)Bある聖母へ(2007)Cヴィジョン(2004)D - F地獄のソナタ(2008-2009)@カーラ・ベイヤー、ルーシー・レーカー(ヴァイオリン)Aブリギッテ・ファスベンダー(語り)、アンティゴネ・パポウルカス(ソプラノ)、クリスティアーネ・ロレンツ(フルート)、アンドレス・マウポイント(ピアノ)ACタチアナ・マスレンコ(ヴィオラ)BD- Fコーリャ・レッシング(ヴァイオリン)Bミュンヘン放送管弦楽団、ウルフ・シルマー(指揮)Cウテ・レック(語り)、トーマス教会少年合唱団、ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)Dアンドレアス・ケルステン(ピアノ)録音:@ 2014 年7月14日、A 2007年10月13日、B 2009 年1月30日、C 2005 年7月11日、D - F 2012年2月15日★ギリシャ出身のドイツの作曲家、ディミトリー・テルツァキスの作品集。セリー音楽全盛期に、セリーによる作曲が肌に合わないと感じ敢えて別の音楽を模索したテルツァキスは、彼のルーツでもあるビザンチン音楽の語法に可能性を求め、調性を感じさせるような全音階的な音使いと旋律の水平的な音楽、微分音程による揺らぎなどで、独自の世界を切り開きました。★作家アンゲロス・テルツァキスを父に持つディミトリー・テルツァキスは、文学作品に発想を得た作品も多く、このディスクにおさめられた「サッフォーチクルス」や「ヴィジョン」のように直接文学作品をテキストとして使うこともあれば、「ある聖母へ」や「地獄のソナタ」のように、器楽曲ながらボードレールの詩集「悪の華」の中の冒涜的な詩「ある聖母へ」やダンテの「神曲」などを音楽的な根としている作品もあります。その非西洋的でどこかいにしえの香を感じさせる音楽は、西洋の現代音楽の中で異彩を放っています。どこか異界に連れて行かれるような、テルツァキスの独特な音の世界が詰まった1枚です。