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CDアルバム

Lucian Ban & Elevation / Songs from Afar [輸入盤]

2016/03/10 発売

SSC-1387

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¥2,475 (税抜価格 ¥2,250)

モチアンも才能を認めたルーマニアの鬼才ルシアン・バン
レギュラー・バンド, エレベーションでの第二作
NY進出から15年あまり
ルーツを見つめ普遍的な表現を追究し続けるアーティストの一作

[商品番号 SSC-1387] [CD] [輸入盤] [SUNNYSIDE]

[収録作品]

1 Transylvanian Sorrow Song 3:57
2 Farewell 6:34
3 Travlin’ With Ra 7:48
4 Solo For A Brother With Perfect Timing (For Al) 7:02
5 Transylvanian Wedding Song I 5:12
6 Chakra, The Island 7:56 7 Spiritual (For HJ) 6:56
8 Transylvanian Wedding Song II 2:19
9 Southern Dawn 5:17
10 Teaca, A Song From Afar 3:58

★ 1969 年ルーマニア中部・北西部のトランシルヴァニア生まれのピアニスト、ルシアン・バンのレギュラー・バンド、エレヴェーションの第2 作。

★ 1999 年にNY に移住。ポール・モチアンに認められたことにより、活動のフィールドを広げ、近年ではマット・マネリとの共演作でECMからも作品をリリース。注目を集めていますが、本Sunnysideでは一貫としてルーツ、ルーマニアの文化と、ジャズの融合がキーワードになっています。

★本作では、同トランシルヴァニア出身のフォーク・シンガー、Gavril Tarmure が参加。ポスト・コルトレーン、エイブラハム・バートンのマッシブでモーダルなサックスと、スピリチュアルかつ壮大なヴォーカルをフィーチャーする他、5 曲目と8 曲目では、トランシルヴァニアのウェディング・ソングを2 つのアレンジ(M5 はルシアン・バン自身、M8 はベースのジョン・エベールによるアレンジ) で演奏。M5 ではマット・マネリをフィーチャーして即興色を強めて演奏、M8 では、シンプルに雄大に、よりルーツに忠実なアレンジで演奏し、原曲の持つ可能性をあぶり出し、異なった魅力を引き出すなど、興味深い試みも見せてくれます。

★一方、M2 はサンラ、M3 はアブドゥーラ・イブラヒムへのオマージュ。共に強烈な個性を誇り、ジャズのイコンとも言うべきアーティストの魅力に迫るルシアンの探求にも注目。特に、アブドゥーラ・イブラヒムが持つ懐深いあのアフリカン・サウンドに肉迫するピアノの響きなどは白眉。まったく違う地に生を受けつつ、しかし、ルーツを見つめたアーティストだからこそ表現出来る普遍性がここには、あります。

★ 40 代半ばを過ぎて、着実に表現を見つけてきたアーティストの力作。エレヴェーションに関しては、メンバーも固定で活動するグループであり、今後の深まりも興味深々です。

メンバー:
LUCIAN BAN: piano (solo, tracks 4 & 10) , ABRAHAM BURTON: tenor saxophone, JOHN HÉBERT: bass ERIC McPHERSON: drums
Special Guests : MAT MANERI: viola (tracks 2, 3, 5, 6, 9), GAVRIL TARMURE: vocals (tracks 1, 5, 8)