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CDアルバム

Giacomo Gates / Everything is Cool [輸入盤]

2015/08/20 発売

SCD-2146

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¥2,475 (税抜価格 ¥2,250)

マーク・マーフィー,ボブ・ドロウ,に通じる男性ヴォーカルの粋!

[商品番号 SCD-2146] [CD] [輸入盤] [HIGH NOTE]

[収録作品]

1.Everything is Cool (B. Gonzales)
2.If I Were You, Baby, I’d Love Me (T. Rodgers)
3.When Lovers They Lose (B.Gonzales)
4.Social Call (Q. Basheer / J. Hendricks)
5.Hazel’s Hips (O. Brown)
6.Almost Blue (E. Costello)
7.Take Five (P. Desmond / I. Brubeck)
8.Who Threw the Glue? (G. Gates / J. Eaton)
9.Here Today and Gone Tomorrow (B. Gonzales)
10.Please Don’t Bug Me (F. Rosolino)
11.All Alone Words and Music by Lenny Bruce
12.Well You Needn’t / It’s Over Now (T. Monk / M. Ferro)

メンバー:Giacomo Gates(vo), Grant Stewart(sax) , John di Martino(p), Tony Lombardozzi(g), Ed Howard(b), Willard Dyson(ds)
Arrangements by John di Martino & Giacomo Gates
Produced by Mark Ruffin and Giacomo Gates

★1950 年コネチカット州、ブリッジポート生まれのシンガー、ジャコモ・ゲイツのSavant 第3 弾。8歳から16 歳まではギターを弾き、父親のかけていたビッグ・バンドのレコードでジャズに出会ったというゲイツですが、労働階級のファミリーに生まれたゲイツは若いころは専ら肉体労働や、夜間の仕事に従事していたとのことです。しかし、だから、でしょうか?その歌の世界には深いブルーズの息遣いと、味わいが滲みます。

★ Savant の第一弾では、ミュージシャンとして、また詩人としてアイコン的存在であるギル・スコット・ヘロン曲集。第二弾では、マイルス・デイヴィス縁の曲を歌ったライブ作品。どちらもバリトン・ヴォイスで渋い世界観あふれる作品となりましたが、この本作こそ、ゲイツの本領発揮の作品ともいえましょう。というのも、ここで歌うのはゲイツ自身が好むオーセンティックなヴォーカリーズを得意とするシンガーたちへのトリビュート作品なのです!

★ 47 年バブス・ゴンザレスによって録音されたオープニング・トラックから、甘くシルキー、そしてスウィンギーな歌はあまりに魅力的。
ナット・キングコールに捧げたスロウ・バラードも、ジジ・グライスの曲にジョン・ヘンドリックスが詩を付けたM4のような曲でのベティ・カーター、アール・コールマンに捧げたスウィンギーな楽曲も、また一方、クインシー・ジョーンズのアレンジでオスカー・ブラウン・Jr.が歌ったようなソフィスティケイトされたソウルなナンバーも、どんな曲も正に古き良きジャズの薫りが漂います。

★一方、ジャズの伝統に根ざす曲の中で、エルヴィス・コステロを、いい塩梅のムーディに歌うのも雰囲気抜群。言わずと知れた<テイク・ファイブ>と渋いコントラストをみせてくれます。

★以前より、ゲイツのバックをつとめるジョン・ディ・マルティーノのピアノ、グラント・スチュワートの渋いサックスも名わき役をつとめて
います。

★マーク・マーフィー、ボブ・ドロウ、カート・エリングらの世界に通じる男性ヴォーカルの粋と味わい。ラストをヴォーカリーズ満載のモンクの曲で占める所もカッコよすぎです!