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CDアルバム

ホライゾン 5 (Horizon 5 / Royal Concertgebouw Orchestra) [SACD Hybrid] [輸入盤]

2014/04/20 発売

RCO-14001

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¥2,860 (税抜価格 ¥2,600)

優秀録音 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団による同時代音楽シリーズ「ホライゾン」第5弾

[商品番号 : RCO-14001] [SACD Hybrid] [DSD5.0 マルチチャンネルステレオ] [Import] [RCO Live]

名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管が同時代音楽に意欲的に取り組むシリーズ、ホライゾンも5作目をかぞえます。今回選ばれた5作品も、RCOのレジデンス・コンポーザーを務めるふたり、グラナートとラインフォスから、マクミランやサーリアホといった有名どころにいたる個性豊かな顔ぶれが揃い、このジャンルですでに目覚ましい業績を上げているシュテンツ、ロバートソン、ブラビンズ、マルッキが指揮する充実のラインナップとなっています。

アルバム1曲目は、自身敬虔なカトリックで宗教音楽を数多く作曲してきたマクミランがオーケストレーションを施したもので、副題は「14世紀キプロス宮廷における作者不詳のアンティフォナにもとづく合唱とアンサンブルのためのモテット」。中世宗教音楽のスペシャリスト集団、パウル・ファン・ネーヴェル率いるウエルガス・アンサンブルの参加も注目です。

大管弦楽のためのアダージョというサブタイトルを持つグラナートの曲は、映画監督アンドレイ・タルコフスキーやスティーヴン・ソダーバーグもインスパイアされた、有名なスタニスワフ・レムの小説にもとづく自作オペラ「ソラリス」のさきがけとなった作品。

1944年オランダ南西部のテルネーゼンに生まれたド・フリースの「プロビデンス」は、アラン・レネ監督の1977年の同名映画にインスパイアされたという通り、映画同様に回想、予言、期待、実現についての錯綜とした内容となっています。

スザンナ・マルッキが指揮した2作品は共に、かつてガス工場であった、円形のコンサート・ホールのために委嘱されたもので、オランダ音楽祭における世界初演時のライヴ録音。いずれも建物の構造を念頭に置いた音響効果がユニークですが、ラインフォスの曲では、12人以上からなるパーカッション・セクション奏者のそれぞれが''サラウンド効果''で時計の動きを形成するところが特徴的。ヨーロッパで注目を集めるリシャルト・ラインフォスは1964年オランダ北ブラバント州ティルブルフ出身。ハーグの王立音楽院でブライアン・ファーニホウとヤン・ファン・フライメンに師事したのち、モートン・フェルドマンとジョン・ケージと親交を結びおおきな影響を受け、権威あるマテイス・フェルメウレン賞を授与されています。

収録内容

1. 作者不詳 / ジェームズ・マクミラン管弦楽編 : 今日嬰児(みどりご)が生まれた (世界初演) [6'14''] 
2. デトレフ・グラナート : インソムニウム [20'59'']
3. クラース・ド・フリース : プロビデンス [15'31'']
4. リシャルト・ラインフォス : 南極 (アンタルクティク) (世界初演) [13'08'']
5. カイヤ・サーリアホ : サークル・マップ (世界初演) [26'24'']