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CDアルバム

ベートーヴェン : 交響曲 第3番 「英雄」、「エグモント」 序曲 | モーツァルト : 歌劇 「魔笛」 序曲 | マイアベーア : 戴冠式行進曲 - 歌劇 「預言者」より

2016/05/10 発売

OPK-2115

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¥2,816 (税抜価格 ¥2,560)

盤を裏返したらまた同じ音楽が流れてきた! プレスのミスか?
「英雄」の第1楽章提示部をSPで繰り返すとこうなります
恐らく繰返しを録音した最初のレコードでしょう

[商品番号 : OPK-2115] [CD] [OPUS蔵]

[収録内容]
1. ベートーヴェン : 交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」
2. モーツァルト : 歌劇 「魔笛」 序曲
3. マイアベーア : 戴冠式行進曲 - 歌劇 「預言者」より
4. ベートーヴェン : 「エグモント」 序曲

ウィレム・メンゲルベルク (指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 (ニューヨーク・フィルハーモニック)

録音 : 1930年(M-1,2,4) | 1929年(M-3)
原盤 : SP

メンゲルベルクを聴くなら後年のアムステルダム・コンセルトヘボウとのもの、一般的にはそう思われている。しかしながら、改めてこのディスクの演奏を聴くと、このニューヨーク時代も十分に個性的であり、完成度の高いものだということがわかる。音質に関しても、強いハム音が混入したりして、ばらつきのあるテレフンケン盤に比べれば、このアメリカ・ビクターの録音の方がずっと安定している。この「英雄」を最初にCD化したのは Biddulph (WHL-020 / 1994年) だが、このレーベルは消滅してしまったので、このオーパス蔵盤はそれ以来の、信頼出来る復刻盤だ。
久しぶりに耳にしたが、メンゲルベルクらしさがこれほどまでに刻印されているとは驚いた。テンポは常に揺れているが、テレフンケン盤のように不自然ではないし、フレーズの処理や、管楽器の音色(特徴的なのがトランペットの扱い)など、まさにメンゲルベルクそのものである。また、テレフンケン盤や同時期のライヴ録音よりも、ずっと若々しいのも魅力である。なお、この時代に第1楽章の提示部が繰り返されているのは、非常に珍しい(この曲の反復を敢行した最初の録音?)。テレフンケン盤では反復は行われていない。 (ライナーノートより)