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CDアルバム

Scriabin : Symphony Nos. 3 & 4 / Valery Gergiev, London Symphony Orchestra (2014 LIVE) [SACD Hybrid] [輸入盤]

2015/11/15 発売

LSO-0771

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¥2,695 (税抜価格 ¥2,450)

超優秀録音
ゲルギエフとロンドン響がスクリャービンに挑戦。
第1弾は「法悦の詩」&「神聖な詩」

[商品番号 LSO-0771] [SACD Hybrid] [DSD 5.1 マルチチャンネル ステレオ] [輸入盤] [LSO]

[収録作品]

スクリャービン:
・交響曲第3 番ハ短調op. 43「神聖な詩」
・交響曲第4 番op. 54「法悦の詩」

ロンドン交響楽団
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
録音:2014年3 月30 日(第4 番)、2014 年4 月13 日(第3 番)/ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニアリング、エディティング、ミキシング& マスタリング:Classic Sound Ltd

★ゲルギエフとロンドン響は、2014 年3 月から4 月にかけて「ミュージック・イン・カラー」と題して、スクリャービンの5 つの交響曲を取り上げました。
「法悦の詩」と「神聖な詩」はその公演のライヴ録音からのSACD 化で、ゲルギエフが首席指揮者としての最後の在任期間にリリースされるもっとも重要なプロジェクト、スクリャービンの交響曲全集シリーズ第1 弾となります。

★ゲルギエフはスクリャービンについて、公演前のインタビューで次のように述べています。
「スクリャービンは偉大なるロシアの作曲家です、(中略)かれは自身の世界から生まれた、独自の表現を明確に持つ作曲家なのです。まったく独自のソノリティを見つけ、そのさまざまな色彩を聴き取る能力は伝説的でした。今日、スクリャービンは驚くほど魅惑的な音楽世界を創造することが出来た人物として理解されるべきで、まさにそう認めずにはいられません。わたしたちはこれらの作品と創作者の不思議な力によって魅入られずにはいられないのです。」

★ゲルギエフとロンドン響の顔合わせによる初のスクリャービン・アルバム。そもそも、神秘性と官能系音楽という点で、ほとんど同傾向のシマノフスキのシリーズで空前絶後の名演を繰り広げた当コンビだけあって、スクリャービンとの相性が悪かろうはずがありませんが、じっさい、ハマり過ぎのプログラムとしか言いようがありません。ゲルギエフにとって「法悦の詩」は、1999 年7 月のマリインスキー劇場管との録音があったので、13 年ぶりの再録音となりますが、あらためてゲルギエフの濃厚な表現と、ロンドン響のポテンシャルの高さに感心することしきりのとんでもない内容となっています。

★交響曲第3 番「神聖な詩」は、3 つの楽章それぞれに「闘争」「悦楽」「神聖なる遊戯」という副題が付けられ、傾倒していたニーチェの超人哲学の影響を指摘される作品。さらに、そこから神秘主義へと向かった先の交響曲第4 番「法悦の詩」は拍節感も調性もあいまいとなって、スクリャービンの代名詞ともいえる「神秘和音」を使用した、妖しく幻想的なムードに包まれた音楽。ゲルギエフの云う、個性的な手法が一気に開花した中期の作と、まったく独自の語法を確立した後期の代表作という組み合わせは、シリーズの輝かしいスタートにふさわしいものといえるでしょう。