65年, ウエス・モンゴメリー&ウィントン・ケリー・トリオによる屈指のコンビ
パット・メセニーも大絶賛の『スモーキン・アット・ザ・ハーフ・ノート』から7ヶ月後
スウィンギーでブルージー, 温かいアーティストの人柄も伝わる名ライヴ!
オクターブ奏法も全開の絶頂期のご機嫌なシアトルでの録音!!
[商品番号 : KKJ-1022] [日本語帯/解説付] [輸入CD]
英文解説完全翻訳ブックレット応募ハガキ付**
1. There Is No Greater Love (7:56)
2. Not a Tear (6:29)
3. Jingles (4:31)*
4. What's New (4:51)
5. Blues in F (2:44)*
6. Sir John (8:10)
7. If You Could See Me Now (5:54)
8. West Coast Blues (3:56)*
9. O Morro Não Tem Vez (6:15)*
10. Oleo (2:08)*
★数々の歴史的な音源を発掘することで、今や21世紀の一大発掘レーベルとしてジャズ界に君臨するResonanceが再びウエス・モンゴメリーの音源を手がけます。
★ファンの間ではおなじみ、Resonance はウエスのインディアナポリス時代 / デビュー前の数々の音源を発掘し、大きな話題を巻き起こしましたが、本作は、65年絶頂期の演奏!!何と、あの『スモーキン・アット・ザ・ハーフ・ノート』の7ヶ月後、ウィントン・ケリー・トリオとの、シアトルでの演奏を捕らえています。
★場所は、62年にオープンし、西海岸の名拠点となった“ペントハウス”でのライヴ。この店では、62 年〜68 年、毎週木曜日にライヴの実況放送があったとのことですが、今回は66年4月14日と21日の音源が作品化されました。
★『スモーキン・アット・ザ・ハーフ・ノート』と言えば、言わずもがなの大名盤。その演奏には、あのパット・メセニーも”ジャズ・ギターのアルバムとしてまぎれもなく最高にすばらしい演奏”と語っているのですから、同フォーメーションによる、ウエスとウィントン・ケリーのトリオによる音源が明らかになることはやはり事件です。
★演奏は、ウィントン・ケリー・トリオ単独による2曲からスタート。これは、出演時、9夜毎回、トリオが単独で幕開けを飾った様子をそのまま伝えるもの。ブルージーで、タイム感も抜群のケリーの演奏は、古きよき時代、正にジャズの全盛時代に聴くものを誘います。そして、3曲目からはいよいよ、ウエスも登場しますが、オクターブ奏法も全開のスウィンギーな演奏!、バラード!、と魅力は尽きません。ウエス・モンゴメリーとウィントン・ケリーと言えば、初共演が『フルハウス』!初コラボにして言わずもがなの大名盤を生み出していますが、62年当初から、ジャズ界屈指の名タッグ!ウエスのおなじみのナンバーM5などを聴いて、心浮き立たないファンはいないでしょう。
☆作品から伝わってくる空気感も、魅力的。共演者のジミー・コブは当時を振り返り、“ウエスが底抜けに明るく楽しい人であった”と語り、“ウィントン・ケリーもまたスウィートであった”と言っている通り、ここには、そうした二人の人柄もにじみます。Resonance がかつて作品化した『イン・ザ・ビギニング』のライナーでも、ウエスがなにより家族思いで、何があっても楽しさだけは忘れない人だった、という言葉が語られていましたが、黒人差別も大きかった地元の町を出て、人気が出ても、その様子は全く変わらなかったということも微笑ましく伝わります。
★一部の曲ではフェイド・アウトされてしまっているものの、近年一部で出回ったハーフ・ノートでの音源とは全く違っ
た演奏のリアリティを伝えています。お得意ブルースからジョビンのボッサ、そして、ピアノとギターが絶妙のユニゾンを見せるロリンズの名曲“オレオ”まで・・全10曲すべてが貴重です。
★未発表写真、数々の証言を収録した解説の数々も魅力的。ポール・チェンバースに変わって、このバンドに参加したロン・マクルーアの言葉、ウィントン・ケリーを語るケニー・バロン、そして、本新発見音源に言葉を寄せる、パット・メセニーの言葉まで、正に、ここでしか読めない証言が満載です!!
**国内盤仕様 (KKJ1021, KKJ1022)
1)日本語のオリジナル書下ろし解説付きでのリリース。
2)加えて、(ジャコ・パストリアス、ウェス・モンゴメリー)2タイトルの英文解説完全翻訳+Resonanceカタログを掲載した特別ブックレットを別途制作しており、2017年中にお買い上げいただいた分まで応募ハガキをもれなく付けています。