1. Give Me The Simple Life(9:14) 2. Prelude to A Kiss (5:52) 3. Stompin at The Savoy(7:12) 4. Lil Darlin’(8:09) 5. Ruby My Dear(8:35) 6. You’d Be So Nice To Come Home To(2:51)
Recorded January 18, 1959 Live in Indianapolis, Indiana
メンバー:Wes Montgomery(g), Eddie Higgins(p), unknown bassist, Walter Perkins(ds)
★スウィンギーなヒギンズの演奏も魅力的で、おなじみの曲の数々が披露された演奏には、デビュー直前のウエスの充実ぶりが弾けます。歌うようなシングル・トーンのフレージングはもちろんのこと、この時期になると、オクターブ奏法も随所に多々登場。とくに、ミディアム・テンポの4ビートのスウィングするリズムにのった<Stompin at Savoy>は驚くほどに華麗なオクターブ奏法を見せ、感嘆の一言! 実際、リヴァーサイドのプロデューサーであったオリン・キープニュースが初めてウエスのライブに出かけ、完全にノックアウトされたのが同59年。あまりに衝撃を受け、思わず妻に電話をかけて“現実世界に引き戻してもらった”というエピソードが『イン・ザ・ビギニング』の同ライナー(英語版p10/日本語版p7-8)にありますが、その様子にも大いに頷ける演奏内容が正に、ここにある!といえます。