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CDアルバム

アーロン・ゴールドバーグ / アット・ジ・エッジ・オブ・ザ・ワールド (Aaron Goldberg / At the Edge of the World) [CD] [Import] [日本語帯・解説付]

2018/11/29 発売

KKE-087

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¥2,547 (税抜価格 ¥2,315)

現代屈指のピアニスト、アーロン・ゴールドバーグ4年振りのトリオ作
メンターでもある鬼才レオン・パーカーを復活に導き10年・・・マット・ペンマンを迎えた究極のトリオ!
チャーリー・ヘイデン『ノクチューン』での演奏でも知られるM6のソロも感動的

[商品番号 : KKE-087] [原盤番号 : SSC-1521] [Import CD] [日本語帯・解説付] [Sunnyside / King International]

Aaron Goldberg / At the Edge of the World
アーロン・ゴールドバーグ / アット・ジ・エッジ・オブ・ザ・ワールド

[収録内容]
1. Poinciana (Nat Simon, Buddy Bernier)
2. Luaty (Aaron Goldberg)
3. Isn't This My Sound Around Me (Bobby Hutcherson)
4. When You Are Near (Bobby Hutcherson)
5. Effendi (Mccoy Tyner)
6. En La Orilla Del Mundo (Martin Rojas)
7. Black Orpheus (Manha De Carnaval)
(Luiz Bonfá, Antonio Maria/arranged by Guillermo Klein)
8. Tokyo Dream (Aaron Goldberg)


メンバー : 
Aaron Goldberg(p) | Matt Penman(b) | Leon Parker(ds, vo, perc, embodirhythm)

★1974年生まれ、数々の演奏キャリアを重ね、今や、現代トップのピアニストの一人と言って過言のない、アーロン・ゴールドバーグ。実に4年振りとなる最新トリオ作品。
★ボストンに生まれ、1990年代初頭にニュースクールで音楽の才能を現すと共に、ハーバードおよび、タフト大学で学位を取得するという異色のキャリアももつアーロン。しかし再び96年にはNYに戻り、本格的に活動。ジャズ・アーティストとしての登竜門的なバンドであったベティ・カーターのバンドも経ての活躍は、現在では広く知られる通りでしょう。ジョシュア・レッドマン、アル・フォスター、ウィントン・マルサリス、カート・ローゼンウィンケル他、大御所のバンドでのジャム・セッションなども経ながら、先輩格のバンドにも引き入れられ、一方では、後人の憧れのピアニストとして屈指の存在といえます。
★本作はそんなアーロンが、メンターの一人であるレオン・パーカーと共に結実させた音楽の結晶。
★1965年生まれのレオン・パーカーは、90年代に鬼才的なドラマー/パーカッショニストとしてシーンに頭角を現し、2人は92年に記念すべきギグを得て、活動を重ねますが、パーカーが2001年にフランスに移住。それ以来、パーカー自身の活動はスローになり、シーンから雲隠れ。しかし、類まれなセンスをもった2人。再会を機に、また創造的な歯車が大きく動き出します。フランスでドラマーを探していたアーロン。一方、以前の演奏記憶に興味をもったレオン・パーカー。二人は10年の時を経ながら、ギグにいたり、リハーサルも無しだったにも関わらず、演奏は予想外のものに到達。結果、パーカーの復活も促して行くことになります。
★経済的には一筋縄でいかなかったものの、a French-American Jazz Exchange (FAJE) の助成も得てさらに前進。ツアーも決行したあと2人は究極の選択としてマット・ペンマンを招き、トリオを結成。バンドとしての演奏曲目も発展させていきます。そんなドラマを経ての演奏には、商業主義や、企画的なものとは別次元の、シンプルに成り立った音楽のしなやかな強さがあります。
☆アーマッド・ジャマルの演奏によって有名な“ポインシアナ”をオープニングにして、伝統的なジャズのフォームに則りながら、輝きをもつトリオの演奏は正に白眉。パーカーのユニークなヴォーカルやボディ・パーカッションも効果的に響かせ、プリミティヴなものを見せる瞬間もあり、ハッチャーソン/ マッコイ・タイナーといったアーティストをリスペクトしながら、スリリングなインプロを聴かせる演奏あり。一方、チャーリー・ヘイデンの『ノクチューン』のオープニングでも蘇った“En La Orilla Del Mundo”は、深い情感が滲む感動的な演奏。慈しみ深く奏でられるピアノ・ソロはアーロン・ゴールドバーグの才能も物語ってやみません。一転、ブラジル音楽へも深い造詣をもつアーロンが、朋友ギジェルモ・クラインのアレンジで斬新に聴かせる“黒いオルフェ”ではプリパード・ピアノや、パーカーのヴォイスもフィーチャー。また2つの異なるオリジナルも魅力的。M2は、アンゴラの政治的な活動家であり、ラッパーであるLuaty Bei raoに捧げた崇高な美しさと芯の強さを感じさせるアーロンのコンテンポラリーな側面があり、ラストは、ズバリ、モダンな響きをもったブルース・・・このオリジナルの幅も興味深いところです。
★それぞれの楽曲8曲が独自の響きをたたえつつ、作品として物語も紡いでいく作品。長く共演を重ね、演奏を深めてきたトリオならではの表現。リューベン・ロジャース/エリック・ハーランドとのレギュラー・トリオとも、オメル・アヴィタル/マーク・ミラルタとのOAMトリオとも、アリ・ジャクソン・ジュニアをドラマーにしたYes Trio とも違う味わい。現代を代表するピアニストのまぎれもないマイルストーン的作品の登場です!