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2018/12/30 発売
KKC-5952
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¥35,648 (税抜価格 ¥32,407)
帰って来たフルトヴェングラー 70年の時を経て蘇るベルリン・フィル本来の響き! 「フルトヴェングラー 帝国放送局 (RRG) アーカイヴ 1939−45」 [商品番号 : KKC-5952/73] [22SACD Hybrid] [日本語帯・解説付] [Berliner Philharmoniker / King International] フルトヴェングラー 帝国放送局 (RRG) アーカイヴ 1939−45 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (指揮) ●戦時中(1939〜45年)にドイツ帝国放送が収録したベルリン・フィルとフルトヴェングラーによる放送録音を集成したエディション。 ●嬉しいことに、初出音源も収録!(ラヴェル : ダフニスとクロエ第1組曲 (抜粋)、シューベルト : 交響曲「未完成」第2楽章) ●ドイツ帝国放送のテープ音源としては、今現在の最高技術をもってサンプリング (28bit/96kHz)を行い、ベルリン・フィルが自ら手掛ける戦時のフルトヴェングラー最高音質の登場。 ●当時の演奏を再現できる最良の音源を選択。現存するドイツ帝国放送テープをすべて網羅し、オリジナル・テープを基本に、最高の条件でセット化。 ●22枚組SACDハイブリット盤。 ★この度リリースされる「フルトヴェングラー 帝国放送局 (RRG) アーカイヴ 1939−45」。当セットは、戦時中に (1939〜45年)ドイツ帝国放送が収録したベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とヴィルヘルム・フルトヴェングラー (1886-1954)による放送録音を集成したエディションです。 ★戦時下の激動の時代にあっても、自らの芸術活動に命を懸けたフルトヴェングラー。指揮者フルトヴェングラーの中で戦時中の演奏は最も重要なものです。戦時中のベルリン・フィル&フルトヴェングラーの現存する演奏をすべて網羅し、過去最高の品質で蘇らせた当セットは、これまでのあらゆる盤を凌駕する決定盤と言えるでしょう。また、戦時のフルトヴェングラーの録音を語る上で欠かせないのが、「テープの遍歴」についてです。ソ連軍は、ベルリン占領後、ドイツ帝国放送にあったおよそ1500本のテープを戦利品として押収。そのテープをもとにモスクワ放送の番組に使用したり、露メロディア・レーベルからLPを発売したりと利用されてきました。しかし1987年にはオリジナル・テープのコピー20本が、さらに1991年には押収した原テープが自由ベルリン放送 (SFB) へ返還され、今日までベルリン・ブランデンブルク放送 (RBB、旧SFB)のアーカイヴに保存されていました。今回、当セットで使用されている音源のほとんどは、1987年と1991年に返還されたテープをベルリン・フィルが新たに28bit/96kHzでサンプリングしたもの。担当したトーンマイスターによると、これらのテープは30年という時間がたっているにも関わらず、非常に良い状態でサンプリングすることができたと言います。また、以前から多くのCDで問題にされていたピッチについても、当時の正しい音程、速度を基準としてサンプリングを行っています。残念ながら演奏会記録が残っているのに、欠けているプログラムについては、テープがすでに消失した可能性がきわめて高く、当セットに収録されている音源が、現存する戦時のベルリン・フィルとフルトヴェングラーの演奏のすべてだと考えられています。 ★仕様は、最高音質でのサンプリングを活かすべく、SACDハイブリット盤でのリリースとなります。解説書は、ソ連軍による戦後の押収からコピーの返還、マスター・テープの発見に至るまで、この録音をめぐる歴史について書かれた興味深い内容となっています (日本語訳付)。