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2017/06/30 発売
KKC-5757
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¥4,620 (税抜価格 ¥4,200)
[商品番号 : KKC-5757/58] [原盤番号 : AP-120] [2CD] [Import CD] [日本語帯・解説付] [Aparte / King International] [収録内容] J.S.バッハ : 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 クリストフ・ルセ (チェンバロ : ルッカース 1624年) 録音 : 2015年4月20~22日 ヴェルサイユ宮殿 | 王太子の居室 名手ひしめく歴史的鍵盤楽器奏者の中で、その実力と注目度の高さにおいて、筆頭格に挙げられるのが、クリストフ・ルセです。グスタフ・レオンハルトやボブ・ファン・アスペレンら''第一世代''の名チェンバリストの薫陶を受け、1983年にブリュージュ国際コンクールで優勝。1991年にはアンサンブル「レ・タラン・リリク」を結成し、埋もれたバロック・オペラの発掘演奏活動にも力を注いでいます。しかし、そんなルセの真骨頂といえば、やはりチェンバロ演奏と言えるでしょう。2013年に録音された平均律第2巻[商品番号: KKC-5412 / ASIN: B00Q4AVP9A]に続く第1巻。平均律クラヴィーア曲集の第1巻はバッハがケーテン宮廷の楽長を務めていた後期にまとめられました。24の前奏曲のうち、11曲の初期稿は長男ヴィルヘルム・フリーデマンのために書いたクラヴィーア小曲集に、また完成の年には、妻アンナ・マグダレーナのための音楽帖への曲の書き入れも始まっており、この曲集は、バッハ家の教育のための作品を発展させた存在でした。 ルセは、「第2巻は「フーガの技法」のように複雑な和声進行や構造の複雑さを要した高い芸術性を掲げた作品で、第1巻は教育用としての側面が強いですが、決してトレーニングだけのためではなく、そこに芸術性も兼ね備えた画期的な作品である」としています。さらに「多くのバッハ作品の中でもこれほど親しまれ、演奏され、深く研究されたものはない」と。その上でルセは今回の録音にあたって、これまでの学術的研究を一旦横に置き、あえて新しい解釈を入れようとはせず、高い集中力で研ぎ澄まされた音を繰り出していき、どの曲も奥行きのある音楽に仕上げ、聴く者に新たな発見を提示します。 楽器は第2巻同様にヴェルサイユ宮殿所蔵のルッカース・オリジナルを使用しています。