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2018/06/18 発売
KKC-4131
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¥7,678 (税抜価格 ¥6,980)
『この型破りの大芸術を享受できない人は不幸である』(宇野功芳) 宇野功芳が選んだ怪物クナの''黄金の名演''CD、ターラ原盤からのリマスター復刻でよみがえる ! [商品番号 : KKC-4131/36] [6CD] [モノラル] [日本国内製造品] [日本語帯・解説付] [King International] [Disc 1] 原盤 : 仏ターラ (TAH-294) (P)1998 1. ベートーヴェン : 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 録音 : 1953年12月17日 ヘルクレス・ザール / ミュンヘン (ライヴ) [Disc 2] 原盤 : 仏ターラ (TAH-322) (P)1998 1. ブラームス : 交響曲 第2番 ニ長調 作品73 2. ブラームス : 交響曲 第3番 ヘ長調 作品90 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 録音(1) : 1944年3月26日 マズーレンアレー放送局 / ベルリン (放送録音) 録音(2) : 1944年9月9日 バーデンバーデン (放送録音) [Disc 3] 原盤 : 仏ターラ (TAH-606) (P)2007 1. ワーグナー : ジークフリート牧歌 2. ブラームス : 交響曲 第4番 ホ短調 作品98 ケルン放送交響楽団 録音 : 1953年5月8日 フンクハウス / ケルン (ライヴ) [Disc 4] 原盤 : 仏ターラ (TAH-134) (P)1995 1. ベートーヴェン : ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」 2. ベートーヴェン : 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93 北ドイツ放送交響楽団 パウル・バドゥラ=スコダ (ピアノ) (1) 録音 : 1960年3月14日 ムジークハレ / ハンブルク (放送録音) [Disc 5] 原盤 : 仏ターラ (TAH-608) (P)2007 1. ベートーヴェン : ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58 2. シューマン : 交響曲 第4番 ニ短調 作品120 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ヴィルヘルム・バックハウス (ピアノ)(1) シュターツカペレ・ドレスデン (2) 録音(1) : 1954年1月17日 ムジークフェラインザール / ウィーン (ライヴ) 録音(2) : 1956年11月4日 シュターツテアター / ドレスデン (ライヴ) [Disc 6] 原盤 : 仏ターラ (TAH-320) (P)1998 1. モーツァルト : アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525 2. J.S.バッハ : ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV.1048 3. J.S.バッハ : 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV.1068 4. J.S.バッハ : ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV.1041 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ヴォルフガング・シュナイダーハン (ヴァイオリン) (4) 録音(1) : 1940年5月12日 ウィーンの放送局スタジオ (放送録音) 録音(2&3) : 1944年6月24日 ムジークフェラインザール / ウィーン (放送録音) 録音(4) : 1944年7月1日 ムジークフェラインザール / ウィーン (放送録音) ハンス・クナッパーツブッシュ (指揮) ★ 宇野功芳が選んだクナッパーツブッシュ(仏ターラ盤)の''黄金の名演''CD。2012年にキングレコードから「クナッパーツブッシュ至高の遺産(監修:宇野功芳)」(全10タイトル)で発売されましたが、その後ターラ(TAHRA)は活動を停止してしまい、輸入盤は入手困難になっていました。今回、6タイトルが、キング関口台スタジオでの最新リマスタリングにより、6CD企画として復活。もともと復刻技術に定評あるターラ社の正規音源から音質面もさらに改善された、クナッパーツブッシュの「遺産」をこの機会にお忘れなきようお求めください。ブックレット(20ページ予定)には、宇野功芳&平林直哉、両氏による貴重な解説・批評文を掲載しています。 ライナーノートに転載された「宇野功芳のディスク批評」より(抜粋) [Disc 1] 残響のあるふっくらとした録音で雰囲気満点、ブレーメン盤のようにやっていることが目立たず、クナの「エロイカ」の中ではこれが最も芸術的である。 [Disc 2] 初めてクナの3番に接した思い出のレコードである。昭和四十年代の終わり、それまでにも彼の数々の凄演に接し、その巨人ぶりに圧倒されていたが、このブラームスこそ決定打、おそらくワーグナーを除けばクナのベスト曲といえよう。 [Disc 3] (ジークフリート牧歌)さすがはクナ、こんな小曲を振ってもブルーノ・ワルターやフルトヴェングラーのはるかに上をゆく。そして振る度に基本は同じでも新しい魅力が満載されているのだ。(ブラームス4番)クナのブラームスではなんといってもまず3番、つぎにはこの4番が凄絶だ。このCDを聴かないで、他の演奏についてあれこれ言っている人が気の毒になる。 [Disc 4] クナがたどりついた最後の8番である。56年盤の表現をさらに遅く、さらに極大に、さらに内容的に凄みを増した解釈で、われわれの考えるこの曲のイメージからは最も遠く、しかしクナの芸術としては最も高い境地に達したものといえよう。 [Disc 5] クナはシューマンの交響曲では4番をことのほか好んでいたようで、CDを聴いているとその理由が分る。 [Disc 6] クナの唯一の「アイネ・クライネ」であるが、その味の濃い名表現に心底びっくりし、かつ感動した。これは彼の録音の中でも特筆大書すべきものだと思う。