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2018/01/20 発売
KKC-4112
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¥7,678 (税抜価格 ¥6,980)
フルトヴェングラーの苦悩と爆発 ! 1942年第九、1942年グレイト、1943年ベト7、1943年ブラ4、1944年ブル8など9曲 戦中(1942~1945年)の凄絶ライヴを最新リマスター音源で集成 ! [商品番号 : KKC-4112/7] [6CD] [モノラル] [日本国内製造品] [日本語帯・解説付] [King International] [収録内容] [Disc 1] 原盤 : 米オリンピック (P)1974 ベートーヴェン : 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 録音 : 1943年6月27~30日 フィルハーモニー / ベルリン (第1&2楽章はライヴ、 第3&4楽章は聴衆不在の放送用録音) ベートーヴェン : 交響曲 第7番 イ長調 作品92 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 録音 : 1943年10月31日~11月3日 フィルハーモニー / ベルリン (ライヴ) [Disc 2] 原盤 : 米エヴェレスト (P)1969 ベートーヴェン : 交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 | ブルーノ・キッテル合唱団 ティラ・ブリーム (ソプラノ) | エリーザベト・ヘンゲン (アルト) ペーター・アンデルス (テノール) | ルドルフ・ヴァッケ (バス) 録音 : 1942年3月22~24日 フィルハーモニー / ベルリン (ライヴ) [Disc 3] 原盤 : 米オリンピック (P)1975 ブラームス : 交響曲 第2番 ニ長調 作品73 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 録音 : 1945年1月28~29日 ムジークフェラインザール / ウィーン (ライヴ) [Disc 4] 原盤 : 英ジャブリン (P)1997 ブラームス : 交響曲 第4番 ホ短調 作品98 ブラームス : ハイドンの主題による変奏曲 作品56a ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 録音 : 1943年12月12~15日 フィルハーモニー / ベルリン (ライヴ) [Disc 5] 原盤 : 英ジャブリン (P)1997 シューベルト : 交響曲 第9番 ハ長調 D944 「ザ・グレイト」 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 録音 : 1942年12月6~8日 フィルハーモニー / ベルリン (ライヴ) ラヴェル : バレエ音楽 「ダフニスとクロエ」 第2組曲 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 録音 : 1944年3月21日 フィルハーモニー / ベルリン (ライヴ) [Disc 6] 原盤 : 英ジャブリン (P)1997 ブルックナー : 交響曲 第8番 ハ短調 (ハース版 = 原典版) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 録音 : 1944年10月17日 ムジークフェラインザール / ウィーン (放送用録音) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (指揮) 「フルトヴェングラーの最高の演奏というと、戦時中の録音に着目するのが習いとなっている」(ジョン・アードイン『フルトヴェングラー・グレート・レコーディングズ』藤井留美訳、音楽之友社刊) 戦火まじえる激動の時代にあっても、自らの芸術活動に命を懸けたフルトヴェングラー。1942年3月の「第九」から、戦時中最後のコンサートとなった45年1月の「ブラームス2番」まで、巨匠の''最高の演奏''9曲をCD6枚組に集成。ファン必携。壮絶な爆演の数々が最新デジタルリマスター音源でよみがえります。 1942年よりフルトヴェングラー指揮の演奏会が全欧に向け放送されるようになり、ドイツ帝国放送局がコンサートのライヴ録音や聴衆不在の通し録音を行いました。この9曲はその''戦中のマグネットフォン録音''として有名なものです。音質自体は、76cm/秒速のテープにメインマイク1本によるワンポイント録音と、アナログ・テープ録音方式としては理想的といってよいかもしれません。これらの録音テープは終戦後ソ連に持ち帰られ、露メロディアからLPが発売されました。この板おこしで英ハンター社がユニコーン・レーベルのLPを発売。また、一部の曲はコピーテープが西ドイツ内の放送局に遺されていて、このテープ系音源をもとに仏ターラ等がCDを制作しています。有名な録音だけに、これまで各社から盤おこし系、テープ系と数多くの復刻CDが発売されてきましたが、今回、''復刻CDの決定盤''とすべく、キングインターナショナルが独自で音源を調達して復刻するものです。戦時中の巨匠の内奥にまで迫った衝撃の音再現にご注目ください。 ベートーヴェン 「4番&7番」 (1943)・・・ともに、5種類ある同曲の録音のなかで、最初の録音。米オリンピック原盤「ベートーヴェン交響曲全集」(5CD : KKC4107/11)から編集。最初期LPのマスターテープからつくられた極上の復刻です。 ベートーヴェン 「9番」 (1942)・・・緊迫感にみちたドラマチックな指揮、オーケストラとコーラスの傑出したできばえから、ファンの間では「バイロイトの第九」をも凌ぐ評価の「ベルリンの第九」。1969年に米エヴェレストが発売したLPのマスターテープを96kHz/24bitでデジタル化。LP1枚に詰め込むため、テンポを上げていますが、音質そのものは最初期のLPらしく芯のしっかりした音。キング関口台スタジオでピッチを修正したうえでリマスタリング、初CD化。 ブラームス 「2番」 (1945)・・・3種あるうち最初の録音。「最も引力が強い演奏」(アードイン、前掲の書より)。1975年に米オリンピックが発売したLPのマスターテープを96kHz/24bitでデジタル化し、さらにキング関口台スタジオでピッチを修正したうえでリマスタリング、初CD化するもの。 以下5曲(CD3枚)の音源は、英ジャブリン社の原盤デジタルマスターを使用。1997年に海外でMAGICTALENTレーベルで発売されたことがあります。今回、キング関口台スタジオで最新リマスタリング。鮮度アップして国内盤化。 ブラームス 「4番&ハイドンの主題による変奏曲」 (1943)・・・それぞれ4種、7種あるうち最初の録音。「(4番)最も望ましいのは戦時中のベルリンでのもの」(アードイン、前掲の書より)。 シューベルト 「9番」 (1942)・・・5種あるうちの最初の録音。42年盤「グレイト」として、あまりにも有名な演奏。 ラヴェル 「ダフニスとクロエ」 第2組曲 (1944)・・・唯一の録音。 ブルックナー 「8番」 (1944)・・・4種あるうちで最初の録音。壮大な構築の内にウィーン・フィルの美質を収めた名演。 * 6枚収納のマルチケース+12pブックレット(解説: 平林直哉)+日本語帯付