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2016/11/30 発売
KKC-4065
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¥3,245 (税抜価格 ¥2,950)
戦前、天才少女として一世を風靡した平田美知を知っていますか? デビュー75周年記念コンサート[商品番号 : KKC-4065/66] [2CD] [ADD] [41'59''+40'36''] [Live Recording] [日本語帯・解説付] [KING INTERNATIONAL][収録内容]Disc 1ショパン : ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11Disc 2チャイコフスキー : ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23平田美知 (ピアノ)ジュリア・タイ (指揮)ノースウエスト・フィル録音 : 2015年9月20日 / ワシントン大学ミーニー・ホール (シアトル) (ライヴ)平田美知(本名・平田美智子)は1932年生まれのピアニスト。戦前の1940年に8歳で尾高尚忠指揮新交響楽団(現・NHK交響楽団)とモーツァルトのピアノ協奏曲第27番を、10歳で山田和男指揮東京交響楽団(現・東京フィル)とハイドンのピアノ協奏曲とモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を共演したという神童。1951年、19歳の時に渡米してジュリアード音楽院でロジーナ・レヴィン(クライバーンや中村紘子の師)に師事、その後アメリカに定住したため日本では忘れられました。しかしシアトルと本拠に演奏活動と教育活動を行い、昨2015年にデビュー75周年を祝い、地元のオーケストラとショパンおよびチャイコフスキーの協奏曲を一晩で演奏しています。当時83歳の高齢ながらテクニックは衰えを知らず、すさまじいエネルギーを放っています。往年のレオニード・クロツァーやシューラ・チェルカスキーを思わす濃厚で独特な19世紀風ピアニズムが興味深く貴重。長い作品をあっという間に聴かせてしまいます。楽章間と終演後の観客の熱狂ぶりは、あたかも地元チームがサッカーかアメフトがゴールを決めた時のような凄さで、平田がいかにシアトルの人々から愛されているかが伝わってきます。平田美知の音源は今日ひとつも聴くことができず、生きながらにして伝説と化しています。この音源は記録用で、発売を前提としたクォリティではありませんが、平田の最新演奏に触れられる稀有な機会ゆえ発売を決定しました。日本が世界に誇る至芸をご堪能いただけます。