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CDアルバム

BRAHMS:PIANO TRIO NO.1/TRIO WANDERER [輸入盤]

2016/01/30 発売

HMC-902222

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¥3,322 (税抜価格 ¥3,020)

安定した美しい演奏を聴かせるトリオ・ヴァンダラーのブラームス

[商品番号 HMC-902222] [CD] [輸入盤] [HARMONIAMUNDI]

[収録作品]

ブラームス:
ピアノ三重奏曲第1 番ロ長調Op.8(初稿版)
ピアノ四重奏曲第3 番ハ短調Op.60※

トリオ・ヴァンダラー
【ジャン=マルク・フィリップス=ヴァイジャベディアン(ヴァイオリン) ラファエル・ピドゥー(チェロ)
ヴァンサン・コック(ピアノ)】
クリストフ・ゴーゲ(ヴィオラ)※
録音:2015年1月、ベルリン、テルデックス・スタジオ

★ 1987 年結成されたトリオ・ヴァンダラー。1999 年からハルモニア・ムンディでリリースを続けており、そのどれも高い評価を得ています。古典派から現代まで幅広いレパートリーをもち、各メンバーの技術力の高さはもとより、3 人の息のあったアンサンブルで繰り広げられる演奏は圧倒的。

★今回リリースされるのはブラームス。以前2 枚組のピアノ三重奏曲全集(廃盤)に続くもの。ブラームスはピアノ三重奏曲を3 曲書いています。1854年に第1 番の初稿が完成、1866 年に第3 番を書き終えた後、1891 年に第1 番を自身の手によって大幅に改訂しています。ブラームスは通常改訂版を出した場合は、オリジナル版を破棄していますが、これはブラームスが唯一自ら2つの版を残した作品。現在演奏されるのは改訂版がほとんどで、トリオ・ヴァンダラーも全集の際は改訂版で録音しています。2 つの版は主題を入れ替えたり、長さを短縮したりと大幅に書き直されています。初稿版はやや冗長になっている部分もありますが、若々しい輝きも感じ取ることができます。トリオ・ヴァンダラーの演奏は、しなやかで自然体の表現が魅力的で、3 人の個性が見事にとけあった美しい演奏を聴かせてくれます。カップリングには、ヴィオラのクリストフ・ゴーゲを迎えピアノ四重奏曲第3 番を収録。後期特有の難解さはありますが、円熟の境地に達したともいえる音楽を、深い情緒を感じさせる演奏で聴かせます。

★トリオ・ヴァンダラーは2016 年6 月に日本ツアーが予定されています。