Disc 1 1. I’ll Remember April 2. I Fall In Love Too Easily 3. Band Intro 4. East Of The Sun (And West Of The Moon) 5. I Got A Lot Of Living To Do 6. Time After Time 7. Somebody Loves <e 8. Poor Butterfly 9. A-Tisket A-Tasket 10. Send In The Clowns 11. Sarah’s Blue
Disc 2 1. The Man I Love 2. I Got It Bad (And That Ain’t Good) 3. Watch What Happens 4. If You Went Away (Preciso Aprender a Ser So) 5. I Could Write A Book 6. I Remember You 7. Fascinating Rhythm 8. Everything Must Change 9. Like Someone In Love 10. My Funny Valentine 11. Ending Theme
Resonance Records(というかレーベル・プロデューサーのZev Feldman)がまたまたやりました! 今度は、ラジオ番組“Jazz Alive”の元プロデューサーが所有していた放送用テープの権利を得たのですが、まずはその中 から、サラ・ヴォーンがニューオリンズのジャズ・クラブ“Rosy's”で1978 年5 月31 日に行ったライヴ・パフォーマンスを2 枚組でリリースしました。 ここでバックをつとめているのは、72 年から彼女の伴奏ピアニストをつとめてきたカール・シュローダー、キャノンボール・アダレイ・クインテットを経て77 年にサラのバッキング・トリオに参加したベース奏者ウォルター・ブッカー、そしてウィントン・ケリー・トリオがケリーの死で消滅した71 年からサラのドラマーとなった名手ジミー・コブという顔ぶれ。 この頃サラは、ノーマン・グランツのレーベルPablo との関係が始まり、4月に第1作『How Long Has This Been Going On』をレコーディングしたばかり。また、この年の12 月には同じトリオと共に来日も果たしています。 歳を重ねるごとに音域が広がったという驚異の喉を持つサラですが、この頃はまさに絶好調。途中に鮮やかなスキャット・ シンギングを挟んだ〈四月の思い出〉に始まり、エラ・フィッツジェラルドの出世曲〈ア・ティスケット・ア・タスケット〉、お得意の〈悲しみのクラウン〉など90 分に及ぶパフォーマンスをたっぷりと楽しめます。
メンバー:Sarah Vaughan(vo), Carl Schroeder(p), Walter Booker(b), Jimmy Cobb(ds)