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CDアルバム

Shumann: Complete Symphonic WorksVol.IV / Kopatchinskaja(vn),Varjon(pf),WDR Sinfonieorchester Koln&Holliger [輸入盤]

2016/02/19 発売

AU-97717

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¥2,981 (税抜価格 ¥2,710)

ホリガー&ケルンWDR 響によるシューマン・シリーズの第4 弾はヴァイオリン&ピアノ協奏曲。
なんと鬼才コパチンスカヤが登場!!

[商品番号 AU-97717] [CD] [輸入盤] [AUDITE]

[収録作品]

シューマン:
@ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO1(@ .16’04”+A .7’01” + 10’35”=33’40”)
Aピアノ協奏曲 イ短調 Op.54(@.13’54”+A .5’17” + 11’04”=30’15”)

@パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)、Aデーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ)
ハインツ・ホリガー(指揮)、ケルンWDR交響楽団
収録:@2015年2月9-11日、A 2015年3月4-7日/ケルン・フィルハーモニー(ドイツ)

★ドイツ、アウディーテ・レーベルより進行中のハインツ・ホリガー指揮、ケルンWDR 響によるシューマンの交響曲および、協奏曲、序曲も含めた管弦楽曲を全曲録音するシリーズ。注目の第4 弾は鬼才パトリツィア・コパチンスカヤを迎えてのヴァイオリン協奏曲とハンガリーを代表する名手デーネシュ・ヴァーリョンによるピアノ協奏曲です!

★世界が最も注目するヴァイオリニスト、コパチンスカヤはツィンバロンの名手の父とヴァイオリニストの母との間にモルドヴァで生まれました。ヴァイオリンおよび作曲をウィーンとベルンで学んだのち、2000 年にシェリング国際コンクール優勝、2002 年には「クレディ・スイス・グループ・ヤング・アーティスト賞」を受賞し注目され、ヨーロッパを中心に活躍の場を拡げてきました。マリス・ヤンソンス、ロジャー・ノリントン、パーヴォ・ヤルヴィ、アンドリス・ネルソンスなど世界的指揮者のもと世界の名門オーケストラとの共演歴を誇ります。また室内楽への造詣も深く、とりわけファジル・サイとのデュオでは二人の強烈な個性からうまれる音楽は聴衆を魅了させます。唯一無二の個性的なアプローチはクラシック界にとどまらず音楽ファンを虜にさせる稀有な存在です。

★シューマンのヴァイオリン協奏曲ニ短調は晩年にあたる1853 年の作品で、ヨアヒムからの要請によりわずか二週間で書き上げました。しかし完成の翌年にシューマンが療養所に入り、さらにヨアヒムが演奏会で取り上げることなく自筆譜は封印されてしまったために日の目を見ずにおりましたが、1907年にヨアヒムが所蔵していた楽譜がベルリン図書館に売却されたことにより1937 年にはクーレンカンプによる初演されました。ただしクーレンカンプ自身が演奏不可能とした箇所を修正し演奏したため、翌1938 年12 月にセントルイスでアメリカ初演を行ったユーディ・メニューインが「自分こそが真の初演者」と宣言したというエピソードもあります。その後メニューインやシェリングなどの巨匠が愛奏したことにより演奏される機会も着実に増えてきました。
ホリガー率いるケルンWDR 響とともに一期一会が生み出すコパチンスカヤのスリリングな演奏で、新たな魅力を見つけることができるでしょう。

★カップリングはシューマンの代表作ピアノ協奏曲でホリガーがソリストに指名したのは1968 年ハンガリーが生まれのデーネシュ・ヴァーリョンです。これまでにホリガーとの共演も多く厚い信頼のもと協奏曲録音が実現しました。母国ハンガリーの作曲家はもちろんのこと、シューマンの作品にも造詣が深いヴァーリョンはピアノ独奏曲をはじめ、室内楽作品の演奏・録音も積極的に行ってきました。まさに適役のヴァーリョンが当シリーズに登場したのは非常に喜ばしいことと言えましょう。