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CDアルバム

ローラン・コルシア ~ ミスター・パガニーニ (Mister Paganini ... Kreisler , Ysaye / Laurent Korcia) [輸入盤]

2014/01/28 発売

V-5344

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¥2,860 (税抜価格 ¥2,600)

パガニーニとコルシア ミステリアスなふたりが、聴き手を最高に魅力的なヴァイオリンの世界に誘う至高のひととき

[V-5344] [52'00''] [Import CD] [NAIVE]

濃厚な情感と色気で人気のフェロモン系ヴァイオリニスト、ローラン・コルシアがパガニーニへのオマージュ盤をリリース。パガニーニを縦糸に、クライスラーとイザイという偉大なヴァイオリニストを横糸に、コルシアならではの凝ったコンセプトをとりつつも、ヴァイオリンの美感を最大限に活かした作品ばかりで、まさに彼の独壇場と申せましょう。

パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番のパガニーニ自身による管弦楽パートは、よく鳴るものの単純すぎる感もあるため、クライスラーが第1楽章のみ近代オーケストレーションを施し、独奏ヴァイオリンと絡んだり展開させた再創造版があり、クライスラー自身も録音を残しています。コルシアはあえてクライスラー版を用い、もとのロッシーニ風ベルカント・オペラ調にレハール風な世紀末風味をまとわせ、ゾクゾクするほど魅力的な世界を創り上げています。

イザイの「パガニーニ変奏曲」。有名な「カプリス第24番」に基づく15の変奏が繰り広げられます。パガニーニの原曲も変奏曲ですが、ここではイザイ特有の近代味と屈折感に置き換えられ、コルシアのシブいオトナの音楽が光ります。

ピアノを担当しているのは、パリ音楽院でも教鞭をとる上田晴子。注目はクライスラーのオリジナル・ピアノ作品「小ワルツ」。ピアノも巧かったクライスラーならではの洒落た小品。ピアノ音楽ファンはこの1曲だけでもCDを持っていたくなる知られざる逸品です。

ローラン・コルシアは「ピープル」誌が「最もセクシーな男」に選んだカッコ良さだけでなく、オークレール門下で1983年の第30回パガニーニ国際コンクール最高位入賞者という実力派でもあります。LVMHグループから貸与されている1719年製ストラディヴァリウスの銘器「ザーン」を手に、むせび泣くような音色、扇情的な歌い回しと超絶技巧を誇る、最高に魅力的なヴァイオリニストと申せましょう。

ローラン・コルシア (Vn)
ジャン=ジャック・カントロフ (指揮)
パリ室内管弦楽団 (M-1&7)
上田晴子 (Pf / M-2~6)

録音
2013年8月 サル・コロンヌ (M-2~6)
2013年9月 サンキャトル (パリ / M-1&7)

収録内容

1. パガニーニ (クライスラー編) : ヴァイオリン協奏曲 第1番の第1楽章 
2. アルベニス (クライスラー編) : マラゲーニャ
3. クライスラー : ジプシー女
4. クライスラー : 小ワルツ (オリジナルのピアノ曲)
5. パガニーニ (クライスラー編) : ラ・カンパネラ
6. イザイ : パガニーニ変奏曲
7. パガニーニ : ロッシーニの「タンクレディ」のアリア「こんなに胸騒ぎが」による変奏曲 Op.13