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CDアルバム

Prokofiev : Symphonies No.4,5,7 / Babayan, Volodin, Gergiev, Mariinsky [2SACD Hybrid] [輸入盤]

2015/12/10 発売

MAR-0577

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¥4,092 (税抜価格 ¥3,720)

完璧なアンサンブル、驚くべきエネルギー。
ゲルギエフ神業のプロコフィエフ

[商品番号 MAR-0577] [2SACD Hybrid] [マルチ・チャンネル 5.0] [輸入盤] [MARIINSKY]

[収録作品]

プロコフィエフ:
@ 交響曲第4 番ハ長調Op.47
A 交響曲第6 番変ホ短調Op.111
B 交響曲第7 番嬰ハ短調Op.131「青春」
C ピアノ協奏曲第4 番変ロ長調Op.53(左手のための)
D ピアノ協奏曲第5 番ト長調Op.55

アレクセイ・ヴォロディンC、セルゲイ・ババヤン(Pf) D
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)マリインスキー劇場管弦楽団
[2015年4 月6-9日@A、2012 年4 月25 日BD、2015 年9 月13 日C/マリインスキー・コンサート・ホール]

★大好評のゲルギエフのプロコフィエフ再録音シリーズ、今回は2 枚組の盛りだくさんな内容となっています。

★ゲルギエフは、2004 年5 月にロンドン交響楽団と全交響曲をライヴ録音していますが、約10 年を経て再挑戦。いずれも得意曲なうえ、今回は手兵マリインスキー劇場管であることもあり、演奏は極めて自然かつ熱く、著しい円熟がうかがえます。ムラヴィンスキーの決定的名演で知られる6 番も、ゲルギエフならではの流儀でプロコフィエフの心の闇を表現。驚くべきは第1 ヴァイオリンが完璧に揃い、あたかも巨大なヴァイオリン1 本で弾いているかのように聴こえること。ゲルギエフの統率力が光ります。

★プロコフィエフ最後の交響曲にあたる第7 番も、これまであるどの演奏よりも骨太で聴き応え満点。フィナーレのやんちゃぶりは35 年前に作られた「古典交響曲」を思わせ、プロコフィエフの作風が基本的に変わっていないことを認識させてくれる凄さです。

★新シリーズの魅力は、ピアノ協奏曲も収録されていること。ラヴェルの協奏曲のエピソードで有名なパウル・ヴィトゲンシュタインの依頼で1931 年に作曲された第4 番は、技術的にも内容的にもヴィトゲンシュタインの手に負えなかった難曲。ゲルギエフお気に入りの1977 年生まれのアレクセイ・ヴォロディンが、活気あふれる快演を繰り広げていて、プロコフィエフのピアノ協奏曲のなかでは弾かれることの少ないものの、非常に魅力的な作品であることを再認識させてくれます。もうひとつの第5 番は1932 年の作で、プロコフィエフ自身が独奏を務めた初演の際に、指揮を担ったのは何とフルトヴェングラーでした。この作品も曲芸なみの難技巧が要求され、演奏機会も多いとは言えません。かつてProPiano レーベルからCD をリリースしていたアルメニアの名手セルゲイ・ババヤンが超絶技巧を発揮、すさまじい効果をあげています。

★どこから見てもより素晴らしくなったゲルギエフのプロコフィエフ。必聴です。