''コルトレーン＆ハートマン''へのオマージュ by カーク･ウエイラム　2012' for Valentine!? 寒い季節を温める極上のゴスペル･ジャズ！

[商品番号：KKJ-014] [原盤番号：REN-5148] [Import CD] [日本語帯・解説付] [Rendezvous / King International]

● 2012年初頭を飾る極上のブラック･ポップ･ゴスペル作品！
● しかも、あの名盤「ジョン･コルトレーン＆ジョニー･ハートマン」へのオマージュ作品と来るのですから、注目必至です。
● 曲目も一目瞭然、前半6曲は曲順まで含めて、まったく同じ。つまり、これはまた、2010年代の一つの挑戦とも言えましょう。なぜなら、同じ曲を同じ曲順で演奏するということは、演奏能力、個性をはっきりと問われますから。しかし、心配は不要です。それどころか、名盤録音から50年近くの時間を経て、同じ素材を、自分たちの色で描き上げたこの面々の演奏、歌たるもの、素晴らしいと思います。
● 絶妙にPOPでコンテンポラリーなアレンジ、メローなサックス…しかし、決して軽くならないのが、カーク･ウエイラムの音世界なのです。それは、演奏家という前に、牧師さんという人間的なものもあるかと思いますが、音色には、筆舌に尽くしがたい味わい、ソウルがあり、温かさが滲むというもの。そして、カークの兄弟であるケヴィンのヴォーカルがまた味なんですね。人肌のぬくもりを感じさせるシルキーで、懐深いバリトン・ヴォイスは、カークのサックスと絶妙の相性で、ホロリとさせられます。
● その他メンバーも、カークを支えるいつもな面々。昨年、本年と来日したジョン･ストダードにマーカス･フィニー。彼らがカークから絶大な信頼を得ているのは、言うまでもないことで、ソフィスティケートされたサウンドの中にも、コクを感じさせます。
● 後半4曲も味なもの。ブランディのヒット曲M-7ほか、後半3曲には、究極のインスト･ナンバーも加え、インストのファンも手中に入れる構成、憎いです。''Lovin' You''のイントロ･ラインを思い起こさせる泣きのフルートで始まるM-9は極上のバラード。オルガンに心地いいギターのカッティング、カークのメロウ･サックス…これ、殺し文句のような演奏です！！
● リリース時期は、ヴァレンタイン･シーズン。なんと粋なリリースでしょう。ロング･セラーを続けるダニ･ハサウエイ曲集に引き続き、絶対話題必至です！！