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2019/05/20 発売
KKC-5999
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¥3,300 (税抜価格 ¥3,000)
マーラーが1902年に交響曲第3番を初演したオーケストラで、あのロトが感動の名演を果たした! [商品番号 : KKC-5999/6000] [原盤番号 : HMM-905314] [2CD] [Import] [日本語帯・解説付] [harmonia mundi / King International] マーラー : 交響曲第3番 ニ短調 フランソワ=グザヴィエ・ロト (指揮) ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 サラ・ミンガルド (コントラルト) スコラ・ハイデルベルク女声合唱団 ケルン大聖堂児童合唱隊 録音 : 2018年10月 / ケルン・フィルハーモニー ★マーラーの交響曲第5番を、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団と録音して絶賛を受けたロトが、第3番に挑戦しました。同オーケストラは1904年にマーラー自身の指揮で第5番を世界初演という深い縁がありました。第3番は多くの文献に「1902年6月9日、クレーフェルトにて作曲者自身の指揮により初演」としか書かれていませんが、この際のオーケストラも、なんとケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団でした。 (正確には、地元クレーフェルトの歌劇場のオーケストラのメンバーとケルンのギュルツェニヒ管弦楽団のメンバーによる112名から成る臨時編成のオーケストラ) ロトはやや速めのテンポながら造型も大きく、ヴィブラート控え目、金管もまろやかに響かせるなど才気煥発ぶりが光ります。牧歌的な歌い回しも絶妙。また児童合唱の天使のような無垢さとイタリアのベテラン、サラ・ミンガルドのカウンターテナーのような低く妖しげな声が、この世のものとは思えぬ不思議な世界を創り上げています。ロトならではの目から鱗の落ちるような「マラ3」が出現しました。2018年のライヴ録音で、強奏部でも豊かに響く録音も特筆もの。時代楽器演奏でないことを残念に思う向きもあるかもしれませんが、今回もドイツのギュルツェニヒ管で大正解。今や少なくなった 117年前の古き良きドイツのオーケストラをタイムマシンで聴きに行く感があります。