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CDアルバム

ベートーヴェン : 交響曲全集 / フルトヴェングラー (& E.クライバー) (The Beethoven Nine Symphonies / Wilhelm Furtwangler & Erich Kleiber) [5CD] [日本語帯・解説付]

2017/11/30 発売

KKC-4107

在庫

¥7,678 (税抜価格 ¥6,980)

フルトヴェングラーの、これは名盤? 迷盤?
あの「ベートーヴェン交響曲全集」(米オリンピック原盤)、ついにCD化発売 !
最初期LPのマスターテープ音質はまさに本物、極上 !

[商品番号 : KKC-4107/11]
[5CD]
[モノラル]
[96kHz/24bit]
[デジタル変換音源]
[日本国内製造品]
[日本語帯・解説付]
[King International]

[収録内容]
Disc 1 / Total Time: 76'28''
ベートーヴェン : 交響曲 第1番 ハ長調 作品21
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音: 1950年7月13日 / アムステルダム (ライヴ)
ベートーヴェン : 交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
ローマ・イタリア放送交響楽団
録音: 1952年1月19日 / ローマ (ライヴ)

Disc 2 / Total Time: 68'09''
ベートーヴェン : 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音: 1943年6月27~30日 / フィルハーモニー、ベルリン (第1・2楽章はライヴ、第3・4楽章は聴衆不在の放送用録音)
[ボーナストラック]
ベートーヴェン : 交響曲 第2番 ニ長調 作品36
エーリヒ・クライバー (指揮)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
録音: 1929年 / ベルリン、スタジオ (SP収録)

Disc 3 / Total Time: 73'48''
ベートーヴェン : 交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
ローマ・イタリア放送交響楽団
録音: 1952年1月10日 / ローマ (ライヴ)
ベートーヴェン : 交響曲 第7番 イ長調 作品92
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音: 1943年10月31日~11月3日 / フィルハーモニー、ベルリン (ライヴ)

Disc 4 / Total Time: 71'19''
ベートーヴェン : 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」
ローマ・イタリア放送交響楽団
録音: 1952年1月10日 / ローマ (ライヴ)
ベートーヴェン : 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
録音: 1948年11月13日 / ストックホルム・コンサートホール (ライヴ)

Disc 5 / Total Time: 約74分
ベートーヴェン : 交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団
ヒョルディス・シンベリ (ソプラノ)
リサ・テュネル (アルト)
ヨースタ・ベケリン (テノール)
シーグルド・ビョルリンク (バス)
録音: 1943年12月8日 / ストックホルム・コンサート―ホール (ライヴ)

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (指揮) [2番を除く]

(P)1974 Olympic Records : Countdown Media GmbH

1974年9月に米オリンピック・レコードから発売されたフルトヴェングラー史上初の「べートーヴェン交響曲全集」。同年12月に日本のフォノグラムからも国内発売され、世界中のファンを驚愕させました。当時発見されていなかった「第2番」が収録されていたためでもありますが、「サンフランシスコの研究家が秘蔵していた戦前のベルリン・フィルの放送用録音」と解説に書かれていたこの音源、じつはエーリッヒ・クライバーの演奏であることが後年米「ハイ・フィデリティ」誌の調査で判明、この「全集」は再製造されることなく、''幻''の「全集」となりました。...往年のファンならだれでも知っているフルトヴェングラーレコード史上最大の事件となったこの「全集」、「2番」以外の曲は音源・音質ともに''まとも''で、「捨て置けぬLP」と、平林直哉氏は著「フルトヴェングラーを追って」(青弓社2014年刊)のなかで、3ページを割いて大きく紹介しています。

1974年に制作されたこの「全集」のマスターテープの所在をつきとめ、96kHz/24bitでデジタル変換された音を入手しました。世界初出LPとなった「1番」「3番」「5番」「6番」、2番目のLP登場となった「8番」「9番」、戦前の壮絶名演ライヴとして有名な「4番」「7番」の全8曲。最初期LPのマスターテープ音質はステレオ・リバーブ感をもたせた、非常に雰囲気豊かなしっかりした音。ほとんど「整音」していないだけに、音の真実味が増しています。この音源をキングレコード関口台スタジオでリマスタリング、一部の曲には修復を行い(「3番」「9番」のピッチ見直し、「7番」第4楽章冒頭欠落和音の補てん)、エーリッヒ・クライバー指揮の「2番」はボーナストラックとして組み込み、オリジナルのカプリングによる「全集」で発売。国内製造で、フルトヴェングラーファン垂涎の貴重な「名盤」を蘇らせます。EMIの「全集」とは、8番しか音源がかぶらないので、稀少価値ある「全集」と申せましょう。5枚収納のマルチケース+12pブックレット(解説: 平林直哉)+日本語オビ付