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CDアルバム

1964年 東京ライヴ ~ モーツァルト: ピアノ・ソナタ 第11番 「トルコ行進曲つき」 | スカルラッティ: 6つのソナタ (Live in Tokyo 1964 ~ Mozart: Piano Sonate K.331 | Scarlatti: 6 Sonatas / KIYOKO TANAKA) [CD] [Live Recording] [国内プレス] [日本語帯・解説付]

2019/09/20 発売

KKC-2504

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¥2,563 (税抜価格 ¥2,330)

内容紹介
『ニッポン放送 開局65周年記念』 ~ 伝説の名演シリーズ開始 !

きらめくタッチ、田中希代子の生気あふれるスカルラッティ

[商品番号: KKC-2504] [CD] [STEREO] [Live Recording] [国内プレス] [日本語帯・解説付] [King International]

[収録内容]
1. モーツァルト : ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331 「トルコ行進曲つき」
2. スカルラッティ : ソナタ ヘ長調 K.445 (L.385)
3. スカルラッティ : ソナタ 変ホ長調 K.193 (L.142)
4. スカルラッティ : ソナタ 変ロ長調 K.551 (L.396)
5. スカルラッティ : ソナタ 変ロ長調 K.544 (L.497)
6. スカルラッティ : ソナタ ト長調 K.146 (L.349)
7. スカルラッティ : ソナタ ニ長調 K.96 (L.465)
[Bonus]+田中希代子の語り

演奏: 田中希代子 (ピアノ)
収録: 1964年6月2日(M-1) | 22日(M-2~7) / 都市センターホール (ライヴ)

田中希代子はスカルラッティを得意としていたとされますが、ついに実際の音で堪能できます。6篇が選ばれていますが、いずれも生き生きとした音楽作りが輝く快演。どの曲にも大きな物語性を感じます。モーツァルトの「トルコ行進曲つきソナタ」は1960年にキングレコードのスタジオ録音がありますが、こちらはその4年後のライヴ。端正ながら独自の歌い回しがさすがです。

~ 日本を代表するラジオ局ニッポン放送は1954年開局で、今年が65周年にあたります。開局以来クラシック音楽にも熱心で、1955年から2005年まで「新日鉄コンサート」(1970年まではフジセイテツ・コンサート)を毎週放送、音楽ファンから支持を受けていました。既成のレコードを放送する番組ではなく、内外の名演奏家の実演を公開収録する趣旨だったため、貴重音源が多数残されています。それらを厳選のうえCD化するシリーズ開始となります。ほとんどが初めて日の目を見るどころか、存在さえ知られていなかったものばかり。今後、驚きのラインナップをご期待ください。 ~

*) 古い音源を使用しているため、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。

アーティストについて
田中希代子 (1932~1996) は輝かしい栄光と壮絶なる悲劇のピアニスト。1950年18歳で敗戦国の焦土から単身欧州に渡りパリ音楽院に入学、5年後日本人として初めてショパン・コンクール入賞という快挙を成し遂げ、ヨーロッパで華々しい活躍をみせながらも12年後には膠原病という不治の病で演奏生命を絶たれてしまいました。その軌跡を紹介すべく、没後10周年記念CDとして2006年にキングレコードより発売された「田中希代子 ~ 東洋の奇蹟」は各方面で反響を呼びました。
「戦後日本が生んだ最大の天才女性ピアニスト」とまで称賛された田中希代子の遺された数少ない音源を探し求める人は、いまも後を絶ちません。これまで世に出た演奏は「戦慄が走る」「異常な興奮が甦る」と多くの方々から絶賛の嵐で迎えられました。出つくしたと思われていた田中希代子の新たな音源が、ニッポン放送に残っていました。それも彼女がいちばん輝いていた1964年帰国時の公開録音で、他で聴くことのできないレパートリーが多いのも大歓迎。とんでもない幻の音源の出現と申せましょう。