(C)1957- TF1 Droits Audiovisuels - Pretoria

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殿方ご免遊ばせ
INTRODUCTION
ミシェル・ボワロン監督が再びBBを主演に起用したロマンティックコメディ。『素直な悪女』(56)の成功によりBB熱が高まっていたアメリカで、本作の配給権は外国映画として当時の歴代最高額で取引されたという。BB演じる首相令嬢、アンリ・ヴィダル扮する官房主任、シャルル・ボワイエ演じる異国からやってきた王配。ソーシャライトたちの華やかな三角関係がパリ、そして南フランスを往復しながら軽妙なタッチで紡がれる。衣装を担当したのはピエール・バルマン。素肌に重ねたベビーピンクのカーディガン、ミントブルーのスカートスーツ、グラマラスな真紅のドレスなど、BBらしいシックなスタイルの数々が、テクニカラーによる鮮やかな色彩で描かれる。ジャジーなオープニング曲は、その名もずばり〈Paris B.B.〉。これをスキャットで歌っているクリスチャンヌ・ルグランは、有名な映画音楽家ミシェル・ルグランの姉。彼の名前が官房主任の役名に採用されたのもなかなかしゃれている。コケティッシュな魅力にあふれたBB代表作の1本!
STORY
パリの大通りを疾走する赤いスポーツカー。運転するのはフランス首相の一人娘ブリジット・ローリエ(ブリジット・バルドー)だ。彼女は父のもとで働く官房主任のミシェル・ルグラン(アンリ・ヴィダル)に片想いしていた。手を替え品を替え猛アタックを続けるうち、ついに二人は結婚。しかしハネムーンから戻るや、ブリジットは父に「私不幸なの」と告げる。プレイボーイのミシェルにいつ浮気されるかと気が気でないのだ。その日は国中が、国賓であるグレタ女王とシャルル王配(シャルル・ボワイエ)のフランス公式訪問に沸き立っていた。その歓迎パーティーの席上、ミシェルと口論になったブリジットは、ある大胆な賭けに出る!
STAFF
監督:ミシェル・ボワロン 原案:アネット・ワドマン、ジャン・オーレル 脚本:ジャン・オーレル、ジャック・エマニュエル、ミシェル・ボワロン 台詞:アネット・ワドマン 撮影:マルセル・グリニヨン 編集:クロディーヌ・ブーシェ 音楽:アンリ・クローラ、アンドレ・オディール、ユベール・ロスタン 製作:フランシス・コーヌ、アンジェロ・リッツォー
CAST
ブリジット・バルドー シャルル・ボワイエ アンリ・ヴィダル