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裸で御免なさい
INTRODUCTION
小説家志望のヒロインが、パリに家出。手違いで高価なバルザックの初版本を売りとばしてしまったため、やむなくストリップ大会に出場し、一攫千金を狙う艶笑喜劇。当時まだ20代前半だったBB初期代表作の1本。監督はミシェル・ボワロンと並び、初期バルドーとのコンビ作が多いマルク・アレグレ。アレグレは“女優づくりの名匠”として知られる。1950年にエル誌の表紙になったBBに最初に目をつけたのがアレグレだった。その助監督としてロジェ・ヴァディムとも出会いを果たす。本作ではウィリアム・ベンジャミンの原案をアレグレとバルドーの当時の夫ロジェ・ヴァディムが共同で脚色した。撮影は「地下室のメロディー」(63)のルイ・パージュ、音楽は「いぬ」(63)のポール・ミスラキ。
STORY
ヴィシーの町では、小説「花占い(En effeuillant la marguerite)」の話題でもちきりだ。際どい内容のこの小説は瞬く間に完売となったが、作者の名は匿名だった。この小説の作者は堅物で知られるデュモン将軍の娘、アニエス・デュモン(ブリジット・バルドー)。ある日、彼女からそのことを打ち明けられた父親は「芸術なんてくだらん」と憤り、彼女を寄宿学校に入れようと、その日の夜に駅へと連れて行くがアニエスは隙を見て、反対方向のパリ行きの電車に飛び乗ってしまう…
STAFF
監督:マルク・アレグレ 原案:ウィリアム・ベンジャミン 脚本:ロジェ・ヴァディム、マルク・アレグレ 撮影:ルイ・パージュ 音楽:ポール・ミスラキ
CAST
ブリジット・バルドー ダニエル・ジェラン ロベール・イルシュ