(C)1956 - PATHE FILMS - STUDIOCANAL

ブルーレイディスク
花嫁はあまりにも美しい
2025/05/14 発売
INTRODUCTION
パリの活気あふれる雑誌編集部で展開する恋愛模様を描いたコメディ。監督はのちにアンナ・カリーナ主演作『シエラザード』(63)も撮るピエール・ガスパール=ユイ。製作はBBの生涯の友人クリスティーヌ・グーズ=レナル。フランスで初めて女性プロデューサーとして成功し、『私生活』でもBBと組んだ。原作者は女優で作家のオデット・ジョワイユー。彼女は原作小説の主人公について、執筆当時『エル』誌のカバーモデルだったBBのイメージに触発されたそうで、たしかにシュシュがスターダムを駆けのぼる姿はBBと少し重なる。CM撮影現場でスポンサー社長の下心見え見えの誘いをはねつけるシーンも、BBらしさ満点で痛快だ。ウエストマークするベルト、サーキュラースカートといった、当時の若者の流行を取り入れたBBのファッションも目を引く。カーディガンのボタンを背中側でとめ、バストラインを強調したスタイルには、ハリウッドから広まった“セーターガール”の影響も。ピエール・バルマンの手がけたウェディングドレスも可憐でエレガント。
STORY
フランスのある田舎の村。カトリーヌ(ブリジット・バルドー)は婚外子だが、二人の伯母に愛されてのびのびと育ってきた。彼女はある日カフェで、パリから撮影に来ていた、雑誌『暮らしの愛』の編集長ジュディット(ミシュリーヌ・プレスル)と、その部下で不倫相手のミシェル(ルイ・ジュールダン)に出会う。モデルが急病で困っていた二人は、カトリーヌをスカウトし撮影を決行。半月後、彼女はパリへ。“シュシュ”という芸名で、本格的にモデルデビューする。
STAFF
監督:ピエール・ガスパール=ユイ 原作:オデット・ジョワイユー 脚本:フィリップ・アゴスティニ、ジュリエット・サン=ジニエ 撮影:ルイ・パージュ 編集:ルイゼット・オートクール 音楽:ノルベルト・グランツベルク 製作:クリスティーヌ・グーズ=レナル
CAST
ブリジット・バルドー ルイ・ジュールダン ミシュリーヌ・プレール