歌、演奏、音像、どれをとっても全くブレのない、toddleでしかないものです！とにかく自信作！（メンバー談） 

昨年ギター・マガジン誌が主催する“史上最も偉大なギタリスト100人”に数少ない女性ギタリストとして選出されるなど、今や日本のロック・シーンを代表する女性ギタリストの一人といえる田渕ひさ子。
彼女がNUMBER GIRL解散後、ブッチャーズ加入以前から構想していたバンドがこのtoddleである。プロデューサーにbloodthirsty butchersの吉村秀樹を迎え2005年にファースト・アルバム『I dedicate D chord』をリリース。田渕、小林のフロント女子二人が紡ぎだす浮遊感あふれる繊細でキャッチーなメロディが大きな話題を呼び、インディーズ・チャートでも軒並み1位を獲得した。2007年にはセカンド・アルバム『dawn praise the world』をリリース。 この作品を最後にドラムスの安岡秀樹が脱退するが、その後内野正登が新メンバーとして加入。このライナップでの初のアルバムが本作『the shimmer』である。
1st、2nd同様、toddleを知り尽くした吉村のプロデュースにより楽曲、パフォーマンスなど全ての面で過去最高といえる仕上がりで、4年ぶりという時間の長さをまったく感じさせない勢いが全面に溢れている。
もはや“よちよち歩き(toddle)”とは言えない確固たる存在感で2011年のロック・シーンに旋風を巻き起こす彼らの活動にご注目いただきたい。