西部開拓史上最も名高いアウトロー、ビリー・ザ・キッドと5人の仲間たち。若き日の彼らの名を一躍有名にした“リンカン郡の戦い”を忠実に映画化。当時ブラット・パックと呼ばれた大人気の若手スターたちが結集した超豪華なキャスティングで、全米興収トップに躍り出た大ヒット青春ウエスタン・ムービー。
主役のビリー・ザ・キッドを演じるのは、そのブラット・パックの中心的存在でもあった「セント・エルモス・ファイアー」「レポマン」「張り込み」のエミリオ・エステヴェス。エミリオの実弟でもある「プラトーン」「ウォール街」のチャーリー・シーンがヤングガンズのリーダー格、ブリュワー役を、「スタンド・バイ・ミー」「再会の街／ブライトライツ・ビッグシティ」、最近では「24 TWENTY-FOUR」のジャック・バウアー役が定着したキーファー・サザーランドがグループの中心で最も教養のあるドク役を、「ラ・バンバ」のルー・ダイアモンド・フィリップスがメキシコとインディアンの混血で、グループに精神的な影響をもたらすチャベス役を演じている。クレジットはされていないが、トム・クルーズもカメオ出演している。
また、保安官パット・ギャレット役を演じるパトリック・ウエインはジョン・ウエインの息子、前述エミリオとチャーリーはマーティン・シーンの息子、キーファーはドナルド・サザーランドの息子であるので、二世俳優の共演ということでも話題になった。好評につき続編も製作された。