＃５ネギに、姉のネカネから手紙が来た。そこにはパートナーは見つかったか、と書かれていた。魔法使いは、ミニステル・マギと呼ばれるパートナーを持つのがよいとされているのだ。それがネギは恋人を探しに日本に来たという噂となり、ネギの恋人に立候補しようと生徒達がネギの元に押し掛けることに。そこへ現れたのはオコジョのカモ。カモはネカネに頼まれて、パートナー探しを手伝いに来たのだと言う。カモは宮崎のどかを推薦する。

＃６麻帆良学園に、満月の晩、吸血鬼が出るという噂が流れていた。そこへ、桜通りで寝ていたというまき絵が発見される。特に異常はなく安心する一同だったが、ネギだけは微かな魔法の力を感じとっていた。自分以外にも魔法使いがいるのかもしれないと疑い始めるネギは、だとすると生徒達を守れるのは自分しかいないと、桜通りへと向かう。そこで鋭い視線を感じて振り向くと、桜の木の下には生徒の一人、エヴァンジェリンが立っていた。

＃７麻帆良学園を飛び出したネギは山中で楓に出会い、その修行に付き合うことに。そして楓の言葉に、再びエヴァンジェリンに立ち向かう決意をする。戻ってきたネギと話し、その決意が本物だと分かった明日菜は、パートナーとしてネギとパクティオー（仮契約）した。二人とカモはエヴァンジェリンのパートナー、茶々丸を尾行する。すると茶々丸は木に引っかかった子供の風船を取ってあげたり、外国人に道を教えてあげたりといい人で……。

＃８麻帆良学園都市が停電になった。桜通りを見回りしていたネギの前にエヴァンジェリンに操られたまき絵が現れ、「大浴場まで来い」と伝言を伝える。まき絵を助けるため、一人で大浴場に向かうネギ。そこには同じく血を吸われ操り人形となったアキラ、祐奈、亜子がいた。彼女らを魔法で眠らせるネギ。エヴァンジェリンの魔法の攻撃に、ネギは杖に乗って逃げる。その頃カモは明日菜に、ネギが一人で飛び出して行ったことを伝えていた。