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CDアルバム

Joachim Kuhn / Birthday Edition Trio Kuhn Humail Jenny-Clark, Europeana [2CD] [輸入盤]

2015/12/19 発売

ACT-6017

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¥3,410 (税抜価格 ¥3,100)

70 歳を迎えたヨアヒム・キューンの歴史を語る記念リリース
欧州屈指の革新的サウンドとオリジナリティを創り上げたJ.F.ジェニー・クラーク, ダニエル・ユメールとの伝説のトリオ
“未発表"初出ライブ音源+マイケル・ギブス率いる鬼才アンサンブルとの共演

[商品番号 ACT-6017] [2CD] [輸入盤] [ACT MUSIC]

[収録作品]

CD1: Trio Kuhn Humail Jenny-Clark Live at Jazz Fest Berlin '85 & '95
1 Pastor ( Portal, Michel)
2 Easy To Read ( Kühn, Joachim)
3 Heavy Birthday ( Kühn, Joachim)
4 Heavy Hanging ( Kühn, Joachim)
5 Guylene ( Kühn, Joachim; Humair, Daniel)
6 More Tuna ( Kühn, Joachim; Humair, Daniel)

CD 1: Trio Kühn Humair Jenny-Clark live at JazzFest Berlin ‘87 & ‘95
Recorded live at JazzFest Berlin by SFB / rbb (Rundfunk Berlin-Brandenburg), Music previously unreleased
01 - 03 recorded at the Berlin Philharmonie, November 6, 1987
04 - 06 recorded at Auditorium im Haus der Kulturen der Welt, November 3, 1995

CD2 Europeana Jazzphony No.1 by Michael Gibbs

1 Castle In Heaven (Traditional)
2 Black Is The Colour Of My True Love's Hair (Traditional)
3 The Shepherd Of Breton (Traditional)
4 The Ingrian Rune Song (Traditional)
5 The Groom's Sister (Traditional)
6 Norwegian Psalm (Traditional)
7 Three Angels (Traditional)
8 Heaven Has Created (Traditional)
9 She Moved Through The Fair (Traditional)
10 Crebe De Chet (Traditional)
11 Midnight Sun (Traditional)
12 Londonderry Air (Traditional)
13 Otra Jazzpaña (Traditional)

Music arranged by Michael Gibbs.
Recorded by Manfred Kietzke, Rüdiger Kreuzfeld & Walter Quintus, Sept. - Nov. 1994 at NDR Studios Hannover & Hamburg.
Digital editing by Sabine Kaufmann

メンバー:
CD1: Joachim Kühn (p), Daniel Humair(ds), Jean-François Jenny-Clark(b)
CD2: Joachim Kühn(p), Jean-François Jenny-Clark(b), Jon Christensen(ds)
Music arranged by Michael Gibbs.
Soloists: Django Bates, Douglas Boyd, Klaus Doldinger, Richard Galliano, Christof Lauer, Albert Mangelsdorff & Markus Stockhausen
Radio Philharmonie Hannover NDR conducted by Michael Gibbs
Konzertmeister: Volker Worlitzsch

★2014 年70 歳を迎え、来年は新たなるトリオ作をリリース予定の、ヨアヒム・キューンの記念リリース作品。

★構成は2枚組で、2本立てのコンセプトは極めて秀逸。

★まず1枚目は、言わずと知れたヨーロッパ屈指のトリオによる未発表音源。ベースには、今や伝説ともいえるJ. F. ジェニー・クラーク、ドラムにはダニエル・ユメール。このトリオでは85 年、OWLで名作『Easy to Read 』をリリースしたのを皮切りに、CMP でも『From Ti me to Ti me Free』、またパリのライブで、世の中をあっと言わせましたが、スピード感と鋭さをもった展開、緻密なインタープレイを元に生み出されるダイナミズムなどは、ヨーロッパのジャズの最大の特長を具現化させたものといえましょう。このトリオでのライブ音源ですから、内容は、想像に難くないといえますが、その演奏は、ライブならではの魅力も!特に『Easy to Read 』のタイトル・トラックとなったM2 では、キューンならではのロマンティシズムと、革新的な鋭さが、瞬間瞬間で美しいコントラストを見せる貴重な演奏。また究極は、同アルバムのオープニングを飾り、89 年のパリ・ライブでも聴く者を圧倒したM5。この超高速のフレーズ展開に、三者一丸となって火花を散らす演奏は、正に圧巻!アグレッシブに攻めまくり、フリーに突入するギリギリのラインで、メロディを繰り出すラストまで、息もつかせぬ演奏で会場も熱い拍手がわき起こります。あらためて、若くして生涯を閉じてしまったJ. F. ジェニー・クラークの死を残念に思わずにはいられません。

★一方2 枚目は、マイケル・ギブス率いるアンサンブルとヨアヒム・キューン・トリオの演奏。キューンとオーケストラのアンサンブルの共演では、91年の『Carambol age』での演奏が鮮烈ですが、 ジャンゴ・ベイツ、アルバート・マンゲルスドルフを筆頭に、メンバーも鬼才揃い。キューンがもともと持っているプログレッシブな側面と、ギブスのアレンジは、時として優雅に響き合いつつ、時として拮抗。また13 の特徴溢れる演奏は、ヨーロッパが育んできた民族音楽的な色彩なども織り込み、ノスタルジーを呼ぶ表現なども聴かせてくれます。

★東ドイツに生まれ、冷戦時代に西側に亡命するなど、苦難にも満ちたヨアヒム・キューン。ヨーロッパに生を受けたものとしての音楽的なルーツをめぐる表現と、革新的表現が詰まった作品。今後の活動にも注目の、アーティストの歴史的リリースです!