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CDアルバム

ラフマニノフ : ピアノ協奏曲 第1番 | ストラヴィンスキー : カプリッチョ | シチェドリン : ピアノ協奏曲 第2番 [SACD Hybrid] [輸入盤] [日本語帯・解説付]

2017/12/10 発売

KKC-5828

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¥3,300 (税抜価格 ¥3,000)

[商品番号 : KKC-5828] [原盤番号 : MAR-0587] [SACD Hybrid] [Import] [日本語帯・解説付] [Mariinsky Recordings / King International]

[収録内容]
1. ラフマニノフ : ピアノ協奏曲 第1番 嬰ヘ短調 Op.1 (改訂版)
2. ストラヴィンスキー : カプリッチョ (1949年改訂版)
3. シチェドリン : ピアノ協奏曲 第2番

デニス・マツーエフ (Pf)
ワレリー・ゲルギエフ (指揮)
マリインスキー劇場管弦楽団

録音 : 2014年11月16日 (M-1) | 2015年4月6、7日 (M-2&3) / マリインスキー・コンサート・ホール

ゲルギエフと、彼がもっとも信頼を寄せるピアニスト、マツーエフが異なる時代に生まれたロシアのピアノ協奏曲3篇に挑戦。3篇とも作曲者自身が弾くために作られ、それぞれがソロを受け持った録音も残っています。すべて難技巧が要求されますが、マツーエフの巨大な技巧は何の苦もなく再現。ラフマニノフの1番はマツーエフお気に入り作品のひとつとのことで、説得力満点。ことに指がもつれそうなピアニズムの続くフィナーレも、一切の曖昧さなく駆け巡り爽快。若きラフマニノフの希望と心意気がにじみ出ます。ストラヴィンスキーもほとんど「春の祭典」のように聴こえ、曲の凄さを再認識させてくれます。
シチェドリン作品の録音は、作曲者立ち会いのもとで行われています。旧ソ連時代の1966年の作ですが、十二音技法とジャズの手法を用いた斬新な作風。ジャズバンド風になり、ヴィブラフォンやドラムスまで参加、マツーエフもノリに乗り、カッコ良さの極み。シチェドリンはリハーサルから積極的に立ち会い、意見を交換したりアドヴァイスをもらったりと、まさに生きた音楽となっています。
マツーエフのピアノ以上に雄弁なのがゲルギエフ指揮のオーケストラ。ストラヴィンスキーの「カプリッチョ」は、2009年の来日公演でトラーゼとの演奏を聴かせてくれましたが、ますます骨太になり面白さが倍増しています。また得意なシチェドリン作品も堂に入っていて、ジャズの部分などまるでビッグバンド風。ゲルギエフ才気煥発のアルバムと申せましょう。